舛添さんちの車事情 その2
週刊粉春(ふんしゅん)の粉屋です。
粉春砲、第二弾行ってみたいと思います。粉々になりそうだなぁw
舛添さんの車関係でも二つほど報道が出てきたので、ちょっとその辺を書いてみたいと思います。一回目の舛添さんの記事は以下。
続きを読む舛添さんちの車事情
週刊粉春(ふんしゅん)の粉屋です。
今回は週刊誌ネタっぽいのをいってみます。
私は東京都知事の舛添さんの政治資金収支報告書(以下収支報告書)における車の取り扱いにいくつかの疑義を持っています。
舛添さんの各種政治団体説明
自由民主党東京都参議院比例区第二十八支部 自民党時代の舛添さん所属政党支部
グローバルネットワーク研究会 舛添さん国会議員時代の政治資金団体
新党改革比例区第四支部 自民党時代の舛添さん所属政党支部
(上記三つは解散済)
泰山会 舛添さんの知事用の政治資金団体
① 政治団体間の車の移動
私のここでの疑義は、泰山会の刑系処理についてです。平成26年に泰山会にグローバルネットワーク研究会と新党改革比例区第四支部が持つ各一台の車、計二台が7月31日に泰山会に移動しています。しかし泰山会は帳簿上、車がまだ移動していない4月に、それらの車に対して車検費用などの支出をしている会計処理をしています。
続きを読む大阪都構想意見交換会と維新の都構想の説明の在り方への問題提起
今回は、大阪維新の会の大阪都構想意見交換会について書きます。それと併せて、現在の大阪維新の都構想の説明の在り方について疑義を書いてみたいと思います。
大阪都構想意見交換会は大阪維新の会が、都構想での問題点、なぜ否決になったかなどを大阪市民に聞こうという会になると思います。会の進行方法は、まず都構想の概略を説明したり、なぜ都構想の住民投票が否決になったかを大阪維新の検証チームが報告をします。そして、直接、住民にマイクを持たせて意見を聞こうという構成になっています。私はこの都構想意見交換会は形としてよくないのではないかと思っています。なぜかというと、単純に会の一般参加者に質問や意見を募っても、掘り下げた質問もないし、初歩的なものや知識のないために頓珍漢な質問も多いんですよね。延々、自分の持論を延々と述べられる方もおられますし。勿論、含蓄深い意見もあります。そういう面での利点は認めるのですが、あまりにデメリットが多い。ここでいうデメリットは単純に参加しててつまらないという点です。私は実際に二回ほど、この意見交換会に足を運びました。初回はまあまあ面白かったのですが、二回目は正直、面白くはありませんでした。なぜかというと単純に前回のリピートだからです。何回も行くもんじゃないという意見や、つまらないという評価はこういう政治集会ではありえないと思われる方もおられるでしょう。でもリターンの客やネットで見る層には再放送でしかないんですよ。だから観客に対して面白いと思ってもらう点は非常に重要です。ぶっちゃけて言うと素人の言ってることなんかを政治集会で聞きたくないんです。政治集会で聞きたいのは政治家の話です。コンサートに行ってファンのカラオケなんて聞きたくない。プロの歌手が歌うのを聞きたいんです。
続きを読む民進党山尾先生のコーヒーは苦かった!
アウトなんじゃない?山尾先生。
山尾先生が記者会見で、コーヒーについて質問を受けての答えが上のものです。何がアウトかというとこのコーヒー代を使っている期間は山尾先生が落選した平成24年の衆議院議員選挙期間中だからです。
https://twitter.com/masudado/status/718105713701093376/photo/1
画像引用、数字はチェックしてますので責任は粉屋にあります。
山尾先生の民主党愛知県第七区総支部政治資金報告書(平成24年度)
因みにこのコーヒの支出先はここです。オフィスとかに機材一式からコーヒー豆まですべてをレンタル・提供する会社ですね。これを上記期間、借りていたという事です。
衆院議員選挙期間中ですからスタッフといっても、支部の秘書などだけではなく選挙運動員もいるわけです。これらに対してコーヒーなどをふるまうのは公職選挙法違反の疑いがあります。わかりやすい例として京都府選管の選挙の手引きを見てましょう。
してはいけない選挙運動 [選挙運動のルール ]/京都府ホームページ
飲食物の提供が禁止されるのはすべての人についてであり、選挙運動に関することを動機として行う限り、候補者が選挙運動員や第三者に対し、慰労する目的で飲食物を提供する場合に限らず、第三者が候補者や選挙運動員に対し、激励するために、いわゆる陣中見舞などの形で提供することも違反になります。
ただし、湯茶及びこれに伴い通常用いられる程度の菓子を提供することや、候補者が選挙運動員や選挙運動に使用する労務者に対し、選挙期間中に次の表に掲げる制限に従って提供するものに限り、許されています。
飲食物の提供は全ての人についてで選挙運動員も含むスタッフもそこに含まれます。当たり前で、選挙スタッフも有権者なんですから。但し例外規定はあって、「湯茶及びこれに伴い通常用いられる程度の菓子を提供」に限ってはこれは許可されます。この「湯茶」の規定は法を運用するそれぞれの選挙管理委員会の裁量に任されています。だから地方地方の選管ごとの公職選挙法の解釈によって違います。コーヒーは駄目とするとこ、OKとするとこもあります。ドリップは駄目だけど、インスタントはOKとか。ペットボトルは駄目、いいけどペットボトルのボトルを持って帰っては駄目とかいろいろ細かい、というか訳わからん処なんですね。飲み物に何かを入れる(クリープとか砂糖とか)は一律駄目、だからコーヒー、紅茶は駄目とかそういう奇奇怪怪な部分です。
コーヒーでいえば北海道伊達市は コーヒーOKです。(選挙運動 | 北海道伊達市)
香川県では「うどん」の提供は選挙違反にならない...という都市伝説は本当か - コラム - Jタウンネット 香川県
香川県では「うどん」がOKという都市伝説が・・・。ほんまかいな。
では愛知県はどうかというとHPにはないので、ちょっと問い合わせをしてみました。が、返事無し。まあそんなわけで愛知県選管のコーヒーの判断基準はわかりません。残念でしたが次の疑問があります。
あと問題があって、このコーヒは先ほども書いたように選挙期間中のものです。だったら選挙運動費用収支報告書に記載されていないとおかしいんです。山尾先生が認めた通りなら、スタッフが飲んでるんだから。選挙運動費用収支報告書は何かというとこういうものです。
選挙を明朗かつ信用あるものにするため、また金権による選挙の腐敗を防いで公正を保つためには、選挙の際に公職の候補者がその選挙運動に使用した費用の金額、出所、使途等が国民の前に明らかにされる必要があります。
このことを実現するために、公職選挙法では選挙運動費用に係る責任者として出納責任者に会計帳簿等の備え付けとともに選挙運動費用収支報告書等の提出を義務付け、これを受理した選挙管理委員会には一定期間、収支報告書を一般に公開することを義務付けています。
また、資金のある者が有利になることを防ぐために、選挙運動費用額の上限に制限を設け、選挙運動員等に支払う実費弁償や報酬にも選挙管理委員会が定め告示する基準額を定めています。同時に候補者に対してする寄附にも制限を加えて選挙運動費用の出所を明確にするとともに、不正な寄附を防止して、公正な選挙を確保しようとしています。
(http://www.kokuseijoho.jp/assets/files/pdf/sennkyounndouhiyou.pdf)
選挙は選挙事務所を構えて行います。そこで使う選挙に掛かる一切の経費は、選挙運動費用収支報告書に記載して、所管する選管への報告が義務付けられています。選挙に使うお金は基本的に立候補した被選挙人や政治団体などからの寄付により成り立っています。その額も選挙の種類(国政、地方など)により上限額が決まっています。そして支出も同じく、全ての支出を明確に示さないといけません。だからこのスタッフが利用したというコーヒーが選挙スタッフに提供されていた場合、この選挙運動費用収支報告書に記載がされていないとおかしいんです。今回のコーヒ代が報告されているのは、民党愛知県第七区総支部政治資金報告書(平成24年度)です。山尾先生の所属する政党支部の政治資金収支報告書に記載されていました。だから選挙に使った支出ではないという説明を山尾先生はしないといけません。でもスタッフが飲んだといっちゃいましたからね。どう説明するのやら。わずか数名の支部のスタッフが選挙の準備期間から選挙終了直前までの短期間に、レンタル会社に払った計16万8354円分のコーヒーを飲んだと説明するの?カフェイン中毒で死にますよ。仮にレンタル期間は34日間ですから一日4951円。こういうレンタルサービスはコーヒ一杯が30円程度が相場らしいです。そうすると一日平均150杯以上をスタッフに飲ませていたの? そりゃ、山尾先生の第7区総支部のスタッフが50人ぐらいいるなら別ですけど。選挙期間以外はせいぜい数人でしょうに。そして飲ませていたスタッフにしても有権者なんだから選挙期間中にコーヒーを飲ましていたら、公職選挙法に触れる可能性が有ります。この場合は、供応したといわれるでしょうね。あと選挙期間中なのに選挙支部に人を張り付けて、選挙活動をさせない理由も思いつかないんだけど。
どっちにしても逃げ場無いですよ、山尾先生。この場合、逃げるのなら、
「コーヒーの機材を頼んだが公職選挙法違反になるので使用はやめた。
契約があったので期限内は借りざるを得なかった。
だから支出も支部の経費として政治資金収支報告書に載せた」
ぐらいだったんですかね?でも「スタッフが利用していた」って認めちゃったからね。でもこれでも突っ込みどころ満載なんですよ。
まず一点。12月4日の衆議院議員選挙公示日に領収書を切っている点。これなんで12月4日なのかというと、公示日、選挙が開始された日だからですよ。それ以前は選挙準備、それ以降の領収書は選挙期間中ということで、その使った目的と額を明確にしてるんです。山尾先生のスタッフは優秀ですね。ただコーヒが公職選挙法違反になるかもしれないとは思ってなかっただけです。あかんがなw
二つ目は領収書の額が変わっていること。次の領収書まで期間がばらけています。普通に考えれば、コーヒが切れて補充に来た時に金を払ってその時に領収書をもらっているんでしょうね。機材だけで借りたのならその後の領収書も発生しなかったんですけど。最後ぐらいに撤収費とかでお金は取られるかもしれないけどね。
3つ目はその額。機材借りただけならコーヒーの使用はないわけだからもっと安いはずです。実際に見積もり取ってまでは検証しませんけど、他社で見るとこんな感じ。
コーヒーマシン短期レンタルサービス | 業務用コーヒー用品・機器のラッキーコーヒーマシン
大体一日2000円位ですか。まあもう少しいいのやコップなども手配してるのならもっとするでしょうし、コーヒー代も別です。下の方にいいのもあるからこういうのを複数台かもう少しいい奴とかそんな感じだったんでしょうね。
他にも言い訳は考えてあげるとしたら、「山尾先生が一人で飲んだ」ぐらいですかね。その場合は、記者会見でコーヒーを一升瓶に入れて一気飲みすると信憑性も上がるんじゃないかな? しかし真面目に詰んでると思いますよ、これ。どう言い訳するんだろう? 秘書が飲んだも連座制適用アウトだから秘書には責任を押し付けれないし。とはいえ、公職選挙法の時効は三年らしいからゲロっちゃえばいいのになとも思ったりはする。落選したんだし。まあその辺もあって、週刊誌やマスコミも情報を小出しにして、いたぶって遊んでるんだろうな、と言うのが今のところの私の観測です。山尾先生の支持者とかが「山尾先生の選挙事務所でコーヒー飲んだことあるよ」とか言われたらどうなることやら。たぶん週刊誌辺りが探し回ってるだろうけどw
最後に山尾先生。一つ質問があります。平成26年度の衆議院議員選挙で山尾先生は見事に当選され、国会に復帰しました。その時はこの「コーヒー」は頼まなかったんですか?まずかったんですか?平成26年度の政治資金収支報告書には記載が見当たらなかったので疑問に思いました。どうなんでしょう?(単純に嫌味ですw)
参考:
山尾先生の民主党愛知県第七区総支部政治資金報告書(平成24年度)
山尾先生の民主党愛知県第七区総支部政治資金報告書(平成25年度)
山尾先生の民主党愛知県第七区総支部政治資金報告書(平成26年度)
渡辺喜美氏の入党打診に想う今後のおおさかの展開について
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は6日、旧みんなの党の代表を務めた渡辺喜美元行政改革担当相に、夏の参院選への出馬を打診することを明らかにした。関係者によると、渡辺氏は比例代表での立候補を検討しているという。
松井氏は大阪市内で記者団に、渡辺氏と9日に大阪市のおおさか維新の本部で会談すると発表。渡辺氏から「一度会いたい。初心に戻って行革の仕事をしたい」と申し入れがあったという。松井氏は「(渡辺氏の)行財政行革に懸ける情熱や行動力に非常に感銘を受けていた。一緒に戦っていきたい」と語った。
渡辺氏は化粧品会社会長からの8億円借り入れが発覚し、2014年4月にみんな代表を辞任、同年12月の衆院選で落選した。その間、政治資金規正法違反容疑などで市民団体に告発されたが、不起訴処分となっている。
今回はこの渡辺さんの出馬打診について書きたいと思います。
しかし、悪意のある記事だなぁ。最後に渡辺さんのマイナスイメージ付加するあたりとか、記事には出馬を打診とありますが記者の囲みで松井さんは、下地さんから話が合って渡辺さんに会うっていう話だったんだけどなぁ。毎日の党名変更記事に始まり、この前の産経の乙武さん出馬報道とか、ディスカウントおおさかをやりまくっとりますな、マスコミは。この囲みでも松井さんが産経、共同に乙武さんのことを問い質しても何も答えず、逆に記者は「接触してなかったのか?」とか聞く始末だし。松井さんは乙武さんと面識もないし、連絡手段もないって言ってるのに。 まあマスコミのことは執行部におまかせするとして、この件について書いていきます。
橋下知事が変えた大阪府の知事出張費 ~ 舛添都知事の海外出張 ~
https://t.co/uQ14oHbLwT 「舛添さん、都知事はそんなに偉いんですか?大阪府知事は田舎もん?」 厚労大臣だった舛添さんは、ほんと公のために全力を尽くしていたので海外出張費問題は残念だ。橋下徹のメルマガ→https://t.co/QudpLPruEh
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年4月26日
これが大阪府知事(市長)の旅費規程 以下松井知事@gogoichiro談「 橋下前知事時代に、知事旅費規程を変更されたけど、大した事はありません。国内線はエコノミーでJALのJクラスシートは千円自腹、海外出張の場合はビジネスクラスを利用OK、これだけでも有難いもんです。」
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年4月27日
これが大阪府知事(市長)の旅費規程 以下松井知事 @gogoichiro談「 東京や名古屋などの都市部に宿泊する場合は一泊13,200円まで、その他エリアでの宿泊費は一泊11,600円まで、海外は米国欧州の大都市で29,000円、アジアの都市(シンガポール除く)で19,400円」
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年4月27日
舛添都知事のロンドンパリ豪遊視察で知事の出張費について注目が集まっています。この波に乗るべく、知事の出張費(旅費規程)について書いてみたいと思います。
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