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粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

てんしばと利晶の杜 ~堺市政と維新市政における公共に対する考え方の比較~

大阪の政治ネタ(自民・堺関連) 大阪維新

 今回は、大阪市天王寺公園の「てんしば」と堺市の「利晶の杜」を比較して、維新市政と既存の考え方に縛られる堺市政の公共に対する考え方の違いを明確にしてみようという試みになります。てんしばも利晶の杜もそれぞれの自治体で文化観光拠点とされています。堺市政を引き合いに出しているのは、維新以外の一般的な自治体として堺市が例として適当なためです。決して利晶の杜を調べてたら怒りで目の前が真っ白になったとか、竹山市長さっさと辞めればいいのにとか思ってるわけではありません。

 

 てんしばは大阪市が管理する天王寺公園のエントランス部分を、近鉄不動産に民間委託して管理運営を任せたものです。2015年の10月1日にリニューアルオープン。同月の来園者数は約45万9千人(前年同月入園者数約16万人)。近鉄不動産初のパークマネジメントとなる大阪市との官民連携事業だったので、近鉄さんも力を入れたんでしょうね。開園から半年経った今も多くの人で賑わっています。この事業がユニークな点は、従来の民間委託が自治体側から民間業者に委託料を支払って、運営して頂くという構図を変えたことです。てんしばは逆に委託管理を受ける近鉄大阪市に対して年間3000万円の公園使用料を払い、近鉄が管理するてんしばに関係する経費についても全て近鉄負担となっています。大阪市は何もしなくても毎年3000万円の公園使用料が入ってきます。

 

 では次にこの事業を大阪市が募集したところから見てみたいと思います。この事業は、2014年1月から募集始まり、二次の選考過程を経て同14年10月に近鉄に事業者が決定しました。その一年後の15年10月にはてんしば開園をしているのでかなりのスピード感がありますね。計画発表から1年10カ月程度で開園まで漕ぎつけています。因みに利晶の杜は、竹山市長になってから本格的に動き出しましたが、それでも5年以上かかっています。しかもあの利晶の杜の市有地自体がほぼ20年近く遊休地として遊んでいました。何とも言えませんね。

 

 

 天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業者募集要項 (pdf, 434.50KB)

 上のリンクは、てんしば事業の募集要項になります。これを見ながら大阪市のこの事業に対する考え方を見てみましょう。

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 事業趣旨ですが簡潔に纏まってます。てんしばは大阪市の文化観光拠点の一つとして位置づけられています。利晶の杜も堺市の文化観光拠点です。性格の違いはあれど観光の発信地という目的は一緒です。この文中に出てくる「大阪都市魅力創造戦略」というのは、

 

「民が主役、行政はサポート役」との基本的な考え方のもと、世界が憧れる都市魅力を創造し、世界中から人、モノ、投資等を呼びこむ。

その活性化を図る為に民間事業者の柔軟かつ優れたアイデア・企画力を活かし、民間活力導入の検討を進める。

 

というものです。まさにてんしばの事業そのものです。「民が主役、行政はサポート役」との基本的な考え方に従ったものです。利晶の杜との考え方が根本的に違うのがこれですね。堺市は「官が主役、行政は旗振り役」です。大阪市の場合、てんしば事業での出費は近鉄が負担をしています。近鉄がてんしば事業に投資したのは13~14億円です。大阪市が出費したのは、てんしば周辺の整備予定事業のみ4億円程度でした。

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平成27年度予算 市長ヒアリング資料 天王寺動物公園の魅力向上事業

この中で言えば11番のトイレの改修、14番の 動物園連絡ゲートの整備などがそれに当たり、近鉄が整備するエントランス本体の周辺部整備になります。

動物園連絡ゲートの整備 15000万円
公園エントランスエリアの整備 17300万円
トイレの改修・美装化(エントランスエリア)2400万円
公園(天王寺阿倍野エリア)の回遊性向上 6490万円

予算事業一覧 事業概要説明資料 大阪市

〆て4億1千万円。まあ抜けはあるかもしれませんが五億円以内という所でしょう。利晶の杜はどうかというと、堺市の場合は初期の計画策定費用や利晶の杜の建築費、周辺事業も含めて全て堺市が負担しています。堺市には事業ごとに事務事業総点検シートというものがあります。これは近々四年の事業費など事業コストやその事業の内容がわかるものになっています。このシートの人件費は加味せず、事業費のみでも総額は39億円以上になります。

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 平成26年度 事務事業総点検シート(1)文化観光拠点整備事業 )

 利晶の杜は先に述べたように20年近く遊休地でした。その間、放っておいたわけではなく、様々な計画立案や土壌改良なども行っていました。それらを加味したら事業費は50億を軽く超えます。仮にあの利晶の杜の土地を民間に売っていれば、年間2500万円の固定資産税が入っていたという議会の説明もありました。正直、あの土地で堺はどれだけの金を失ったのかと思うと呆然とします。利晶の杜にはスタバが併設されていますが非常に賑わっています。普通にスタバだけを誘致してればよかったんじゃ?という思いが捨てきれません。次に平成27年度の利晶の杜の事務事業総点検シートを見てみましょう。

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平成27年度 事務事業総点検シート(1) さかい利晶の杜管理運営事業

 あれ?事業名が変わってますね。そしてH26以前がない。おかしな話ですね。事業基本情報は変わってないのに。事業名を変えるのはいいんですが、それ以前がなかったことになってるのがなんとも言えません。これも組織の性格がよく顕れています。ではこのシートのH27を見てみます。ここに「さかい利晶の杜指定管理料」で2.1億円ほど出費があります。これはなにかというと利晶の杜の運営管理を2億円を出して民間に委託している費用になります。なぜ二億円を超える額にもなるかというと、利晶の杜が運営するのに掛かる一年の経費、人件費・光熱費・保険料や通年で行うイベント費用などそのすべてを堺市が出しているからです。単純に一年間の経費を堺市が丸抱えしてるってことです。これって有り得ないと思うんです。例えば、ラーメン屋をやるのに出資者がその一年に係る経費の一年分を全て出すようなもんなんですよね。おまけに利晶の杜の展示物を増やしたいなと思ったら堺市と協議でそれも出して貰えるという。至れり尽くせりですね。そんなわけで指定管理者の運営リスクは0です。売り上げ0円でも赤字になりっこないんですから。でもこういった自治体が行う観光施設などでは普通のことで、特段、堺市が異常という訳ではありません。それでも利晶の杜が儲かるのならいいのですが、堺市にいくら収益があるかというと未定なんですよね。 

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 (堺市立歴史文化にぎわいプラザ 指定管理者募集要項(案) 概要

  管理者側から利益を提案させるというのはてんしばも同じです。でもね、てんしばの場合は一定額の納付が義務付けられています。利晶の杜の場合は毎年の収支決算で利益が出たら、一定割合が堺市に入るんです。でもね、利晶の杜で利益なんて出ようがないんですよ。利晶の杜の収入としては利晶の杜の有料入場者と利晶の杜敷地内にある二つの商業施設の賃料と駐車場からの売り上げになります。

有料入場者数が年10万人として1人1000円使ったとして1億円

二つの商業施設の賃料が併せて年間1200万円。駐車場が1500~3000万円?

だから最大でも1億五千万は超えません。堺都市政策研究所が出した「「さかい利晶の杜」の集客による経済波及効果 」という資料がありますが、この中にある入館料は年間ベースに計算すると6000万円。(議会の答弁で大体これに近い数字があるのでたぶんこれ以下ではあると思います)正直、一億の収入があるのかどうかというレベルだと思います。この売り上げが全て堺市に入ったとしても二億円の管理費を使うのだから、どうやったって利晶の杜は赤字なんですよね。何とも言えません。そうじゃないんだ、利晶の杜はそういう施設じゃないんだっていうどこぞの市長のたわごとが聞こえてきそうです。

 

  確かに利晶森自体の目的は次のものです。

 

文化観光拠点においては、市民やボランティア、専門家などとの連携・協働のもと、歴史文化資源を活かした特色ある文化の発信と観光誘客に資する事業(展示・体験・交流など)を展開する。あわせて、文化観光拠点を基点に、観光資源のネットワーク形成を図り、市内の観光周遊へ誘導することによって、地域経済の活性化をはじめ、都市イメージの向上や魅力発信に資するものである。

 

 利晶の杜は観光客を誘致するための施設であって営利施設でない!

 ってとこになるんでしょうが、単体利益を望めない施設はやっぱりだめなんですよ。これだけ高額をかけてのものは。 f:id:pankoya:20160403162329p:plain

堺市立歴史文化にぎわいプラザ指定管理者業務仕様書 (堺市)

 

 利晶の杜に対して堺市が求めるものが上になります。何とも言えない低目標としか言えません。年間利用者も15万人。堺市って年間の観光客(訪問客)が数百万人は一応来てるんですよね。利晶の杜の目的である観光客が堺を観光に来た時の玄関口になるという目標としては低すぎる数字と思います。まあ無料入館者数も含めて一年で40万来たとか言ってますけど、だから?というのが実際のとこです。てんしばは一か月で49万人集めましたからね。他にも収支に関する目標が黒字って、経費を堺市がすべて出してるんだから、利晶の杜単体で赤字になりようがない。あとツアー誘致とかはいいけど学校とかどうなんだろうなと思います。ぐったりしますが、てんしば事業者に対する大阪市の考えを次に見てみます。

天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業者募集要項 (P7.第2 事業条件 から)

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 大阪市の事業者への条件って結構、言いたい放題なんですよね。イベントやるにしても恒常的に展開できる企画を出せ。周囲と一体化した調和のとる提案を出せ。大阪市天王寺公園の入園者を倍にするからそれに繋がる案を出せ。以上をやる上で大阪市は一銭も金を出さん。むしろお前が公園使用料を大阪市に払え。あともし事業者が自ら整備して施設を大阪市に寄付するというなら話を聞いてやる。

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 リスクに関しては大阪市側から契約不履行する以外は近鉄、お前が責任取れ。

 あと近鉄が撤退するとか契約期間が切れたら、全部お前持ちで整地して返せ。

 

 ・・・近鉄、よくやる気になったなw

 

 何とも高飛車ですが、でも当たり前なんですよね。大阪市は土地を出すんだから。「管理してもらう」ってところから「管理さしてやる」に大阪市役所の意識を変えれたのが、やはり大きいんでしょう。そしてこれが政治決断というものです。ぶっちゃけ、応募者いない可能性もあったわけですから。

 

 しかし、近鉄は「管理さしてやる」ことに応えた。

 

 利晶の杜とてんしばの違いはここなんです。結局、民間が価値を認めないことを官がやっても、社会にとって価値はないんです。利晶の杜をてんしば方式で、事業者が金を出してやる方式にしたとしましょう。応募者は0です。採算性がない。応募があるわけがない。この採算性がないことを官は重視しすぎなんです。官は民間がやらない不採算事業をやります。公共の観点からやらないといけない不採算事業はありますから。しかしそれは観光という事業では決してないんですよね。官は民間を圧迫してはいけないから儲けてはならない。公正を保つためにも確かにそうなんです。しかし観光でそれをやっても仕方がない。役人はやっても仕方ないと思ってるかもしれない。でも政治家がやると判断したらやらざるを得ない。そうなるとどうなるか?まず儲けないことを主題にする。利晶の杜で言えば、観光客に対する文化施設・観光案内所や交通ターミナルとして機能を持たせる。これなら儲けない形にできます。利晶の杜は観光で直接収益を上げるわけではなく、単純に堺の観光を宣伝する施設だというわけです。勿論、民間はこんな仕事をしません。金を生まないし、そもそも儲けないという発想で事業をすることは民間に無いから。そして儲けない以上、収益の数値目標は必要がない。必要なのは「看板」としての注目度。言い換えれば作った甲斐があったという自己満足です。だから利晶の杜の入場者数だけが数値目標となる。利晶の杜が幾ら儲けたとか何も関係がない。むしろ儲けてはいけない。そして事業者が計画を一から策定し、設計から全ての計画を立案する。役人にしたら最初から意味がないと思ってる事業で責任なんて負いたくないですからね。官は事業者の言うままに従って、工事会社などの入札を出すだけ。最終的に目標自体が何もなく、経費だけは食う存在になる。ある程度の年数を維持したらその経費を問題として閉館をする。その場合の責任は、事業者の運営が悪かった、計画が悪かったで責任は有耶無耶。そして地方地方にある箱モノの残骸だけが残っていく。

 いつまでこれを繰り返すんでしょう? この利晶の杜も国からの補助金や市債で事業費の多くを賄っています。利晶の杜のような施設は、国の政策と密接に関係しています。それは国が利晶の杜を望んだわけではなく、その時その時の経済政策による、ばらまき政策に利晶の杜が合致してるかだけが問題になります。そしてそういう国の政策により予算を獲得しやすい政策、施設をプラニングする会社があります。よくわからない観光施設・箱モノなどありますが、それ専門の会社が日本にはあるんですね。国の予算の流れを読んで(リークを受けて?)それに見合うプランを用意して自治体に売り込む。自治体はそれを政策化して、形だけのプロポーサルをする。一応公募ですけどね。こういう形で箱モノを作るなら作るでいいんです。でも公益に適うものを作ってほしい。利晶の杜が観光に役に立つと本気で考えてる堺市の役人がいるのか本当に疑問です。利晶の杜も竹山市長以前は利晶の杜を高層建築にして、その上をホテルにするとか色々あったんですよね。今なら割と応募もありそうな案ですが、当時は応募もなく計画倒れに終わってました。利晶の杜も二年ぐらい計画を待っていれば、このホテル案も応募あったと思うんですけど。今、大阪はホテルの建設ラッシュですからね。トップの先見性がないと自治体も貧乏くじを引いちゃいますね。

 

「さかい利晶の杜」の集客による経済波及効果 」堺都市政策研究所

  上の資料では堺の利晶の杜には開館から7カ月で経済波及効果が約14億3800万円あったそうです。この数字自体、私は疑問を持っていますがまあいいです。14億の経済波及効果があったとしましょう。でもそれで利晶の杜が元をとれているかというと取れてい無いと私は考えています。利晶の杜が39億以上の事業費をかけていることは説明しました。このうち半分の20億円以上が市債で賄われています。(財源内容その他参照)

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 これだけの市債の償還と毎年二億以上の指定管理料 。これが14億程度の経済波及効果で賄えるとは思えません。ぶっちゃけ、堺市民は20億円の借金と毎年二億を払ってスタバを誘致したとも言えます。

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 上は利晶の杜の月別無料来館者数です。7か月のデータなので、傾向はわからない面はあります。しかしこれだけを見て判断すると、開館当初は目新しさもあって堺市民も含めて多く来た。しかしそれ以降は低調というようにしか判断できません。基本的に観光施設なのだから、長期連休には人が増えていないとおかしいことになります。利晶の杜の目的は観光拠点として観光客の案内をすることが目的ですから。そうであるのなら観光シーズンである5月、7・8月は増えてないとおかしいんですが、4月をMAXにずっと来館者数は減少をしています。

 

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  有料来館者数は五月をピークに減少傾向です。8月が最小になってるところからも、実際に観光拠点として利晶の杜が機能しているかは非常に疑問です。この有料者数の数の減少を見てると、堺市民・近隣市住民のリピータというものがいないとも推測できます。

 

 では最後にてんしばとてんしば以前の天王寺公園を比較してこの稿を終わりたいと思います。

 事業シート(概要説明書)天王寺公園管理運営事業 平成20年度版

 上のは、平成20年度の大阪市天王寺公園の事業シートになります。堺のと似たようなものです。丁度、平松市政が開始された時機ですね。年代的に八年前なのでデータとしては古いのであくまで参考値です。

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 天王寺公園部分が現てんしばの領域になります。このときで入園料を150円とって収益が年に1424万円。てんしば開園までに多少の伸びを期待したいところですが、実際のところ入園者はこの平成19年がMAXで、平松市政が始まる平成19年末からダダ下がりに下がります。リーマンショックによる不景気の影響もありましたけど、実際は平松市政下で天王寺公園の予算が大幅カットされたためです。この後、ダダ下がりに下がって橋下市政のころには190万あった入園者数が120万を割り込んでいました。だから天王寺公園部分の収益は1500万円を超えることはないと思われます。よって大阪市が得る近鉄からの公園使用料が3000万円ですから、大阪市としては単純にこの点だけを見ても黒字になっています。また、てんしば部分を管理する大阪市役所の経費及び人件費が浮きますから、大きな経費削減になったかと思われます。浮いた人間は別の事業に投入できますから、住民サービスの拡充も望めます。またてんしばの活性化により、人の流れが天王寺の北にもできました。天王寺動物園も含めて天王寺の北の再開発が進むことも期待できます。

 

 やはり再開発はこういう形が望ましいと思います。手法ではなく結果として。てんしばにより天王寺の人の流れが変わりました。天王寺の北の再開発が進めばそれはさらに加速されるでしょう。そしてそれは天王寺の価値が上がることにもつながります。堺の方はと言えば、せいぜい利晶の杜周辺の商店街が多少にぎわった(議会の説明では数値は無し)堺の他の類似施設の土産物がよく売れた、それは利晶の杜で観光客を誘導したからだ。(でもそれは単に観光客が増えたからでは?)そんなぐらいです。利晶の杜が今後10年存続しているかはわかりません。しかし個人的にはサッサと手じまいしてしまう事が、堺の財政にとって良いと私は考えています。

 

 ぶっちゃけ、利晶の杜はなんでミュシャをあそこに移転させなかったんだろう?そういう案も実際、過去に合ったんですよね。堺が持つミュシャって本物も多いし。利晶の杜の展示物なんて複製ばっかりで、本物はさっぱりない。当たり前で利休関連の本物なんて持ってこれない。与謝野晶子の方はあるにはあるけど、本見てもなぁってとこですね。(与謝野晶子の本がずらっと並んでるコーナがあるんですが、私はその装丁が利晶の杜の一番の目玉だと思ってます。あれは観る価値があります。本好きなら)利晶の杜じゃなく、ミュシャミュージアムとしてリニューアル移転すれば人も呼べたと思うんだけど。スタバの横にミュシャミュージアムあったら女性とかぞろぞろ入っていくと思うんだけどなぁ。デートスポットにもなるし。 

mucha.sakai-bunshin.com

というところで今回の稿は終わりです。参考の方に平松市政への嫌味をちょこっと書いてるのでご興味あれば。 

 

参考:

天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業(大阪市

http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000285880.html

 

文化観光拠点整備事業の経過 堺市

 

堺都市政策研究所「「さかい利晶の杜」の集客による経済波及効果 」

  

大阪府/第14回 大阪府市統合本部会議について

  天王寺動物園 ~これまでの検討状況~

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動物園への投資経費が平松市政では0に。人件費も大幅カット。

これで入場者数が維持されてるのならまだしも入場者数は190万人から120万人に大激減。誰でも経費は削れるけど業績が維持できてこそです。経費を削って業績を伸ばせるならそれは有能な市長だし。出来ない場合はただの失政です。結局、これを盛り返すために橋下市政で動物園はかなり力を入れざるを得なくなったんですよね。結果としては市民に喜ばれてるからいいですが。投資というのはある程度、継続的に入れないと意味がないんです。いきなり全カットって頭悪いにもほどがある。結局、アナウンサーで素人、それも経営の毛の字もわかってない素人だったってことでしょう。

 

 天王寺動物園の今後の方向性(天王寺動物園基本構想)平成27年8月 大阪市建設局

③ 組織体制
今後めざす動物園運営の方向としては、集客施設を経営する組織として飼育スタッフのみならず、マネジメント部門にもスキル、専門性を有するスタッフを継続的に配置し、柔軟かつ効果的な事業実施体制を構築すべきであり、以下について検討を進める。

 

傍線部。わざわざなんでこんなことを書いてるかというと、平松市政でここをバッサリカットして素人を付けたから。動物を見ることに長けている人を付けても、経営は素人。それで業績は右肩下がり。何も考えて無い。橋下さんがうまかったのは組織の再構築です。結局、動物園が再生できたのも人員配置・抜擢の上手さだったと思う。

 

 

天王寺動物園 元エリート官僚の新園長に聞く - あべの経済新聞

大阪市は2013年度の年間入園者数116万人から、2019年度は150万人にすることを目標に挙げており、「2014年度は136万人に増えた。任期の残り2年間で改革した成果を出すには、お客さんの数も重要なので、もっと高い位置を目指したい」とも。

天王寺動物園「V字回復」 100周年 夜間営業など奏功:イザ!

 大阪市天王寺動物園天王寺区)の平成27年度の入園者数(見込み)が、前年度を24万人上回る160万人に達することが分かった。少子化や娯楽の多様化の影響で25年度に過去10年で最低の116万人に落ち込んだが、開園100周年を迎えた27年度は夜まで開園時間を延長する「ナイトZOO(ズー)」などの記念事業が功を奏し“V字回復”につながった。

 4日の市議会本会議で、出雲輝英市議大阪維新の会)の代表質問に対し、吉村洋文市長が答えた。

 2016年3月期第2四半期 決算説明会 2015年11月17日

近鉄グループホールディングス株式会社)
生まれ変わる天王寺公園エントランスエリア愛称は「てんしば」に決定

近鉄不動産

 

 利晶の杜の記事、結構書いてたんだけど中途で放ってる。ダブルカウント問題だけ抽出して記事にするかな。あほらしくなって最後まで書けん。