粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

局長文書にある補助金4億増額は不当か否か?

 

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兵庫県の元局長の出した文書(以下局長文書)に「(阪神オリックスの優勝パレードを)信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。」という文言があります。記事の県補助金が「中小企業経営改善・成長力強化支援事業」です。これの補助金キックバックされたというのが局長文書の主旨ですね。

 今回はこれの検証をしてみたいと思います。

局長文書該当箇所

(文書問題調査特別委員会 7月19日資料から)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/shingi/documents/bunshoshiryou060719.pdf

兵庫県 令和5年度12月補正予算(緊急経済対策)

上の画像は令和5年12月の補正予算になります。この「 ①中小企業経営改善・成長力強化支援事業」(以下補助金)の4億円が問題になっています。問題点としては

 

 パレードへ金融機関が寄付をすることの見返りに、令和6年度の補助金の予算を当初は1億円だったものを令和5年12月の補正予算補助金4億円に増額した。その補助金から金融機関に寄付金として、キックバックしてもらう計画を立てた。その為に知事・副知事がトップダウン補助金を4億円に増額する決定をした。

 

という事になるかと思います。で、これを検証しましょうというのがこの記事の目的になります。検証する点としては以下の二つになります。

 

(1) 補助金4億円の増額は不当なものか?

(2) 知事・副知事がトップダウン補助金を決定した経緯は不当か?

 

私の結論としては、

 

ゼロゼロ融資の借換えを目的とした「伴走型経営支援特別貸付」が終了するので、それを支援する補助金を1億円で産業労働部は令和5年補正予算に当初案を提出。しかし「伴走型経営支援特別貸付」の国の代替え融資制度もあるし、借り換え需要のピークも来る。それらを見越して副知事は4億円に増額の指示をした。

 

と考えています。以下、そう考えた根拠について説明していきます。

 

(1) 補助金4億円の増額は不当なものか?

まず、前提として役所とは何かという事を考えます。役所というのはお役所仕事と言われるように無謬性の塊です。間違ったら死ぬし、謝ると死にます。だから外から間違いと指摘されることを極端に恐れます。公平公正ですから。その為に決定は組織として行い、個人で判断をしません。特に予算みたいなものは。だから今回の問題が局長文書が仮に正しかったとしても、役所は役所の理屈できっちり外に説明できるものを用意しています。それを考えてみましょう。

 

 補助金の目的ですが、画像にあるようにコロナ禍において行われた「ゼロゼロ融資」を受けた中小企業・小規模事業者向けの事業になります。内容としてはゼロゼロ融資の返済が迫り、中小企業等は借り換えに迫られます。返せない・業績悪化した中小企業等は借り換えで借りないと返せないわけです。ゼロゼロ融資は終了するので、その後継の一つとして「伴走型経営支援特別貸付」(以下伴走型貸付)が作られます。この補助金事業は伴走型貸付が作られた当初、書類作成が煩雑なため、伴走型貸付の利用が伸びなかったために作られました。この補助金を中小企業等が借り換えをしやすいように金融機関がサポート(書類作成も含めて)をして、借り換えの促進と経営相談などを通して倒産を抑止するのが目的になります。その代価として金融機関に新規一件10万円、継続一件7.5万円で補助金を出します。

中小企業における経営改善・成長力強化への支援

(中小企業金融の円滑化について 産業労働常任委員会資料 令和6年7月17日)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03sanshiryo060717.pdf

 

 伴走型貸付で借りる条件としては売り上げ減少など諸々有りますし、時期により多少改正がありますが、「セーフティネット保証4号」「セーフティネット保証5号」の認定が必要です。セーフティネット保証4号(以下保証4号)はその時の市場や経済の状況を見て、国が3か月ごとに判断をして延長されてきました。

伴走型条件

(兵庫県保証協会https://www.hosyokyokai-hyogo.or.jp/upfile/bansosien_202301.pdf)

 今回の補助金は令和5年12月の補正予算で令和6年度の予算を付けられています。ここで四億付けられたのがおかしいという話なのでここを検証します。まずこの補助金ですが、以下のような事業として交付(補助金が支出)されています。

(中小企業金融の円滑化について 産業労働常任委員会資料 令和6年7月17日)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03sanshiryo060717.pdf

令和4年度を1期、令和5年度が2期で現在令和6年度が3期目となっています。

第1期 【令和4年度当初予算】 事業期間 令和4年4月1日~令和5年3月3 1日 予算12億円

第2期 【令和4年度12月補正(5年度に全額繰越)】 事業期間 令 和 5 年 2 月 2 8 日~令和 6 年 3 月 2 9 日 予算8億円

第3期 【令和5年度12月補正(6年度に全額繰越)】 事業期間 令 和 6 年 3 月 1 日 ~ 令 和 7 年 3 月 3 1 日 予算4億円

 

 これを見ると問題の第3期の補助金は、事業開始は令和6年3月からです。令和5年11月23日(木曜日・祝)が「阪神タイガースオリックス・バファローズ優勝記念パレード」です。だから令和5年の12月に補正予算が可決された段階では事業としては開始されてません。よってこのパレード時点では金融機関に関係の無い話なんですよね。まあ局長文書を支持する人達は「先払い」とかいうんでしょうけども。県から金融機関への支払いも事後の清算のようですし。(1件行うたびに金融機関が請求掛けてたら事務手数が半端ないです)4億円を20金融機関に交付するわけですが、1金融機関平均2000万円。キックバックするにしても利益率の低い金融でなんぼできるの?という感じですが。ドンブリ勘定で緩い会計基準の業種ならともかく、一番会計基準のきつい金融機関で裏金なんて作れないと思いますよ。そもそもでキックバックを了承することに、何のメリットも金融機関にはないわけで。コンプライアンス違反のデメリットを上回るメリットがそこにあるかというと?なんで兵庫県の要請の為に、テレビで全国報道されるリスクや下手したら法律違反を背負う必要が金融機関にあるんでしょうか?そして今回、優勝パレードにキックバックしてるなら、同様に一昨年のオリックス優勝パレードでもキックバックはあったのでしょうか?そういう話になるんですけどね。

セーフティネット保証4号延長

(セーフティネット保証制度 | 中小企業庁)

 この伴走型貸付は先に挙げた保証4号の指定期間延長(3か月ごとに調査して延長を中小企業庁が決定)に伴い、実施期間を延長されていました。私が確認できた実施期間は「R3.4.1~R5.3.31」(令和4年7月時点)「R3.4.1~R6.3.31」(令和5年7月時点)。「R3.4.1~R6.3.31」(令和6年7月時点)。最終的に令和6年6月末まで、4,5,6月の3ケ月の延長をされて伴走型貸付は終了しています。現在は経営力強化貸付、企業再生貸付(コロナ対応)等に代替えされています。

 

中小企業金融の円滑化について 産業労働常任委員会資料 令和6年7月17日)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03sanshiryo060717.pdf

これの(参考)を見ると、「伴走型」貸付は令和6年度実績で前年同期比(令和5年比)の件数が103.2%。令和5年度実績とほぼ同じ勢いであることが分かります。令和6年度の伴走型貸付は令和6年度6月末まで延長をされて終了です。補助金の事業開始は令和6年3月1日なので、6月末までで121日。補助金の令和6年の事業期間の日数は395日。2期(令和5年度分)と被っている30日を引いて91日。延長分はすべて新規と換算した場合、令和4年はすべて新規で12億円なので、これを基準とします。令和6年度の当初の補正予算は、伴走型貸付が3月終了を想定して組まれてると考えれるので、後始末的な意味合いとして1億円。この一億円がそのまま乗るとして

 

 令和4年の予算が12億円×91/395+1億円=2.76億円+1億円=3.76億円

 

かなり荒っぽい計算で意味もないんですけど、当たりつけるぐらいにはなりますかね。補助金を所管する産業労働部が令和5年の12月補正予算に提出した修正した額が3.75億円。役所の試算で出してるわけですが、まあ近い数字かなと。これに2500万円を足して4億に齋藤知事はする政治決断をしたわけですが、あまりおかしな話ではないと私は考えます。令和5年の8億で考えてもどちらかというと4億で足りるのか?というように私は思います。当初1億円で考えるなら、令和6年3月終了で事業期間は一か月。6月終了まで4か月で 1億円/月×4ヶ月=4億円 で、出すこともできますね。基本的にこの補助金は「足りない」んですよ。過去2期共に使い切ってますし。ゼロゼロ融資した中小企業の借り換え全てを対象に行える予算枠はないので、そこは留意する点かと思います。椅子取りゲーム式の補助金で、借り換えを促進するのが目的ですからね。

他に考えるなら伴走型貸付の融資枠が600億で、後継の経営力強化貸付+企業再生貸付が90+150=240億。単純に考えれば半分程度に融資枠が減ってるので、前年8億の半分の4億は妥当とも考えれます。

 下記の画像は大津皇子(@Prince_Ootsu )さんから頂いたものです。サンテレビの報道から拾ったものだそうです。サンテレビの報道と齟齬がないので参考にしました。ありがとうございます。

https://x.com/Prince_Ootsu/status/1822789467343880216

 

(2) 知事・副知事がトップダウン補助金を決定した経緯は不当か?

 

知事、副知事がトップダウン補助金を決定した経緯は不当かどうかですが、私は正当なものと判断しています。

大津皇子さん資料

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この辺の令和5年12月補正予算の時系列は、サンテレビさんのが纏まってるので使わせてもらいます。

 

産業労働部から1億円で補正予算を出してきて、副知事の4億円増額の指示で産業労働部が補助金3.75億円で再提出。知事の政治判断で4億円に再修正で補正予算提出。兵庫県議会(令和5年12月第365回定例会)補正予算案通過。

 

上記が流れになるかと思います。

 

私はこの報道を見てなかったので、大津皇子さんとのXでのやり取りで、ずれた話になってました。申し訳ない。

   

 私はこの流れは、おかしくはないと判断しています。

 理由としては、前述した伴走型貸付は令和6年3月に終わる予定でした。産業労働部の最初の1億円案はこの3月終了の片づけ、仕舞いとして位置づけられた補助金だと考えています。だから前年予算8億ついていたものが1億になるんです。副知事はこの1億円案を見て、伴走型貸付の延長、もしくは後継の国の融資制度を視野に入れて、4億円の指示をしたと考えられます。増額の理由として副知事の「事業をソフトランディングさせる」という発言がありましたが、それとも齟齬しませんし。だから4億円の増額指示は不当ではないと私は考えます。ゼロゼロ融資の借換は依然として続いているのに、前年8億の事業を次年度1億円の1/8に減らす方が形としては不自然ですからね。

 伴走型貸付は令和5年11月の補正案検討時点で、令和6年6月延長の知らせ的なものはあっても正式な通達はないでしょうし。セーフティネット保証4号の最後の延長は(令和6年3月8日)でこの時に6月までに延長されています。(延長はこれが最後)よって、1,2月ぐらいはにどういう形かで伴走型貸付6月末までの延長の知らせはあったでしょう。もしくは前触れ的なのはそれ以前にあったでしょうし、後継の新たな国の融資制度についても同様に前年末にはアナウンスあったかと思います。1か月前に言われても準備できないですからね。

補足として、この補助金は伴走型貸付と「同程度の伴走支援」を実施する場合には交付できるので、後継の国の融資制度を「同程度」と県が判断すれば補助できることを示しています。

 

中小企業金融の円滑化について 産業労働常任委員会資料 令和6年7月17日)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03sanshiryo060717.pdf

資料にもありますが、産業労働常任委員会(令和6年7月17日 伴走型貸付は終了)で田口金融官が倒産なども増えている旨の説明があります。3.75億円の産業労働部の査定資料にも倒産の増加や24年4月(令和6年4月)に借り換えピークがくる旨の記述があります。よって、令和5年12月補正で予算を4億に増額したのは正しいと判断します。

 

(3)まとめ

 

 ・4億円の補助金増額については、産業労働部と副知事の補助金を付ける根拠の違だと考えます。伴走型貸付の終了の時期、補助金を手当てする期間、規模の考え方の違い方です。私個人は4億円は妥当というよりはむしろ少ないとも考えています。

 ・知事、副知事の指示の流れも資料が残っており、再検証可能です。現状の資料でその流れを追ってもおかしな点はないと判断しています。

 

 以上で私はこの件で問題点はないと現時点で判断します。

 

 以下蛇足

 「現時点で」と前置きしてるのは、資料が全て確認できてないこともありますが、この件で不安要素があるとしたら副知事なんですよね。なんかやらかしてないかと勘繰ってまうんですよ。この件に限らず。単純に知事の立場なら「寄付金集めてこい」と指示するだけでいいんですよ。パワハラ掛けたらいいんですよ(あかん)齋藤さんは総務省大阪府で役人やってた人間です。何を言ったらまずいかぐらいは役人として重々弁えてます。橋下さんもこの件であーだこーだいってますが、「じゃあ、あなた、大阪府知事だった時に同じことできますか?」という話なんです。橋下さんがトップダウンキックバックの指示をしたら、その日の夕方に茶屋町のテレビ局がトップニュースで流してますよ。齋藤知事も同じ。その日の神戸の夕刊一面に載ってますわ。役人も合理的な理由があれば従います。でも、どう考えてもやばいネタに残りの人生賭けて乗るアホはいないですよ。まあネタ的にはわかるんですよ。こういう補助金はいわば余分のもので、金融機関に一軒当たりのインセンティブ、エサを与えて伴走型貸付の件数を集めてこーい的な事業ですからね。この補助金事業は兵庫独自のものであり、またその点も構造を見えにくくするので、局長のネタのチョイスは悪くないとは思います。ただ金融機関が20以上関係する補助金事業でキックバックは考えにくい。一社でも首をひねります。悪く聞こえるかもしれませんが、建築、土木、製造みたいに粗利の太いとこならキックバックもあるかも?と思えるかもしれんけど。もしくは1社に対する建物の建て替え補助金とかね。この補助金キックバックしようとしたら架空の借換を作る、それも何十件も作る必要があります。制度として借り換え目的に限定されるので、ゼロゼロ融資を実行していたところに限られるから、現実に融資をした存在している会社等になる。で、その書類を偽造して、その作業を寄付をする10幾つの金融機関が申し合わせてやる。そんな手間暇かけたら金融機関のキックバックする作業費・人件費がいくらになるの?って思うんですけども。

 

というわけで以上でこの稿を終わります。

 

<参考資料URL>

産業労働常任委員会兵庫県
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/index.html

産業労働常任委員会資料 令和6年7月17日 中小企業金融の円滑化について
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03sanshiryo060717.pdf

産業労働常任委員会資料 令和5年7月18日 中小企業金融の円滑化について
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/shiryou013sanr050718.pdf

産業労働常任委員会資料 令和4年7月19日 中小企業金融の円滑化について

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/shiryou3san_r040719.pdf


令和5年度12月補正予算(緊急経済対策)Chapter 02 県内事業者の経済活動への支援(R5/12/11 産業労働委員会

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/03futakusan051211.pdf

令和4年度12月補正予算(緊急経済対策)について(産業労働部)(R4/12/9 産業労働委員会

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/shiryou3sanr041209.pdf

https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12596276/web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/shiryou3sanr041209.pdf

令和3年度12月補正予算について(産業労働部)(R3/12/9)

https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12315494/web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/joniniinkai/sangyo/documents/shiryou3dsanr031213.pdf

 

兵庫県議会 産業労働常任委員会(令和6年7月17日)38:50~

 https://www.youtube.com/watch?si=l_l64X_ppaEYrIfB&t=2330&v=54lCmBrSV50&feature=youtu.be

 田口金融官が上記の答弁をしています。ここでの田口金融官の「発案」の主旨が官僚答弁やったなぁと。10月から検討して担当部署が発案したという発言が官僚答弁やったんやなと。ここで判断を間違えました。反省ですね。優勝パレードの関連部局とは何も折衝はないとのことなので、ここだけでこの件は終わりなんですけど。キックバックになんぼいるのかもわからずに予算付けてたの?という話になりますし。

 

【独自】兵庫県元副知事が補助金増額を指示した県職員メモ 阪神・オリックスの優勝パレードの約1週間前 - サンテレビニュース

告発文書の真偽裏付ける資料 知事「補助金増額 協賛金と関係なし」 パレード巡る疑惑を否定 - サンテレビニュース

 

令和5年12月補正 1億円の資料 

5の補助額見ると金融機関の負担も等分で負担なので結構大きいですね。

4の事業内容をみると第3期は令和6年3月~6月が実質的に新規の選定期間ですね。ここで一億使うのが当初の予算案ですね。4ヶ月で1億なので一年12ヶ月で換算したら1億×12/4=3億円。継続分考えると3~4億の補助金額になる感じですね。少なくとも令和5年度の実績は新規が2000件(2億円)で、令和6年の当初1億(新規1000件)は融資規模が令和5年より令和6年度は同額より上で動いてた事実を見ても少ないですね。倍の2億は最低限欲しいとこですね。ここからも産業労働部の当初案1億円は伴走型貸付終了を見越してのものと推測できます。

これらの資料は大津皇子さんに貰いましたが出処が不明なので、今、情報開示を掛けてる分で同じ資料が手に入れば、それを含めて改稿したいと思います。