粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

エビデンス無き新型コロナウンコ感染説

  今回は新型コロナ(以下コロナ)に関して、エビデンスも何もない素人意見をただただ垂れ流すコラム回になります。正直、コロナに関してはわからないことが多く、自分なりに考えた筋の通る話を書いてみます。だからここでは断定して書きますが、科学的なエビデンスもないし、現在の通説などは無視です。また男女差別的でかつ生命軽視に読める部分もあるかとは思いますが、そういう考えは自分にはたぶんないと思ってますので、気になっても薄目になっていただければ幸いです。そういう方だけお読みください。

 

 

1.コロナの感染はウンコから

 

 さて、コロナの感染経路ですが飛沫感染、会食時のおしゃべりとか言われてますが、私はこれが主因にはなっていないと考えています。勿論、0だと思ってませんが、主因になっているのは「ウンコ」です。そう、大便、小便である排泄物です。勿論、人のものです。私はこれが主要因として上げれないのか不思議なんですよね。排泄物の処理は公衆衛生の基本やと思うけど。で、実際の経路ですが、飛沫感染と同じです。会食時の飛沫感染は唾液などが飛沫となり、そこに含まれたコロナが会話により相手方にそれが到達して感染となるわけです。原理的にはこれと同じです。私はコロナにおける感染経路は、排泄時にトイレで感染をしていると考えます。具体的に言うとトイレの前の使用者がコロナに罹患することにより下痢をします。これがエアロゾルになって次の使用者の肺の中に入り、感染を引き起こす。これが私の考えるコロナの感染経路です。ざっくりいうと、下痢によってウンコの微粒子が空気に漂って、そのウンコをした次の使用者がコロナウンコ臭い空気を吸うことになります。そのコロナウンコ空気に含まれるコロナが肺に直接いくことで感染をします。だからコロナは肺でまず拡がることになり、肺の造影を取ったら真っ白とかの特徴が出来るんです。「ウンコ臭い話だな」と思われるかと思いますが、この感染経路が正しいのなら色んなことに説明が付きます。また併せてコロナの特性についても自分なりに素人のノー知識で書いていきます。

 

2.コロナ感染原因は「その場にいる人間が共通のトイレを使用する環境」

 

 コロナが会食時に伝染していることに私が否定的な理由は、お喋りによって感染が引き起こされている。もしそうなら、女性の感染率が男性より圧倒的に高くならないとおかしいからです。マスク会食が昨今、言われてますが会食時に女性はずーーーっと喋ってますよ?男性とは比較にならないぐらいには。だから数倍ないし明確な差異として女性の方が感染者は多くないとおかしいですが、実際の数字は男性の感染者の方が多い。またこういう感染経路が正しいのであれば、満員電車やドームコンサート・イベントなどでも大規模クラスタが出来ないとおかしいですが、そういったことはなかった。またそういう感染経路が正しいのであれば、現在の感染者数ではなく、通常のインフルエンザなどと同等の感染者数に現状では成っているはずです。コロナのクラスタが発生した状況をみるととても強い感染力なのがコロナです。なのに通常の今までの風邪やインフルのような拡がり方はしないんです。

 

大学生宅で鍋パーティー、参加の6人全員が感染 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

 

これは大学生が家で鍋パーティをして 参加した人間が全員罹ったという報道です。これほどに強力な伝染力のコロナなのになぜか感染する、クラスタ化する条件が会食、飲食です。これほど強力な感染力ならもっと爆発的に、指数関数的にコロナは拡がりを見せてないとおかしいんです。この感染力の「アンバランス」がコロナの特徴の一つです。これを説明するのに「ウンコ」で説明すると簡単に説明がつくんです。この鍋パーティも大学生宅でしてます。おそらくトイレはひとつです。(大学生の下宿先でトイレが複数はないでしょうし、一般家庭でもそうでしょう。二つ以上ある家庭でもパーティ中は一つのトイレを使用するでしょうし)そこを全員で使用します。鍋パーティですから酒も飲んでますからトイレも複数回行くことでしょう。その中の一人がコロナ感染をしていて下痢をする。そのコロナウンコの空気をその後にトイレに入った全員が吸って全員感染です。下痢なら複数回行きますし、酒を飲んだらトイレも全員複数回の利用をします。

 

 コロナで感染するのはこの構図です。コロナに感染する原因は「その場にいる人間が共通のトイレを使用する環境」です。トイレを共通で使用した人間の数だけしか拡がらないから、コロナのクラスタは限定的にしか発生しないし、爆発的、指数関数的な広がりはないんです。会話などの飛沫感染なら、コロナ以前の難波、心斎橋で謎の熱病により休店相次ぐとかになっていると思うんですよね。また現状でクラスタ化してるのは病院だったり、介護施設です。病院は医者や看護婦の休憩時間が一緒で同時に休憩をする=同時にトイレを使うことが原因だと思います。介護施設はトイレが入所者は共通だし、職員は病院と同じ構図かと考えています。男性の罹患率が高い理由としては男性トイレの個室(大)が少ないからです。個室が少ないのでコロナウンコに当たる確率が女性よりも統計として大きくなる=コロナ罹患率が高くなる。という事かと考えています。

 

 なんでもそうですが最初の初動を思い出すべきです。最初にコロナが広がったことが確認された現場にこそコロナが拡がる要因が明確に示されます。なぜならコロナが明確に罹る要因があるからです。コロナが現状のように感染が拡がってしまうと条件が多すぎて原因特定が難しいからです。初期にコロナのクラスタが報告されたのはクルーズ船でした。クルーズ船は巨大な舟ですが乗客の住む世界は狭いものです。自身の客室、レストラン、プールや娯楽施設。定番のルーチンが出来ていきます。乗客は客室のトイレも使いますが、レストランや食堂、娯楽施設では共通のトイレを使います。食事の時間は決まっているでしょうから、共通でトイレを利用する時間もまた決まってると言えます。大型ショッピング施設のような数の有るトイレでもないでしょうし。そういう所トイレを共通で利用することで感染が拡がったのだと私は考えます。次に「屋形舟」を考えます。屋形舟もトイレは複数はないでしょう。おそらく一つないし、二つのトイレです。換気もあまりいいとは言えないでしょう。(調べるとよさそうなのもありますが。換気性能もコロナ罹患に大きく影響すると考えています)夜の飲み屋、キャバクラとかも槍玉に上がっていました。キャバクラやスナックは大きな箱でもトイレは男女共通で一つですし、お店によっては女の子の着替えもそこでしたりします。名古屋かどこかで「俺はコロナだ」と喚いた男から女の子に感染した話がありましたが、あれもその男のトイレの後に感染した女性がトイレに入ったからでは?と思っています。男の座っていたとこにその女性が座ったからとか報道もありましたが、それは違うだろうと。ライブハウスもそうです。トイレは男女共通か男女で一つづつ。居酒屋も大きなとこでも二つ三つ、ほとんどが男女共通で一つです。私はコロナはトイレで感染するという考えです。ここで「酒を飲む」というファクターが追加されることにより、コロナ感染率は激増します。トイレの回数が爆発的に増えるからです。通常の定食屋やファーストフードで目立ったクラスタが確認されないのもこれが原因です。単純に客一人のトイレの回数が定食屋やファーストフードは少なく、酒を出す居酒屋、ライブハウス、キャバクラなどはトイレの回数が数倍になります。感染リスクも単純に数倍以上になるという事になります。最近の宮城や山形で突出して コロナの感染者数が増えたのは311の慰霊祭とかそういうので共通のトイレ、特に仮設トイレを大人数で使用したことにあるんやないかなと思っています。カラオケのクラスタカラオケボックスではなくて、カウンターの喫茶店にカラオケを置いた近所のじーさんバーさんが集まるお店でクラスタ化してますね。ああいうお店もお酒も出すし、トイレは男女共通で一つですね。

 

3.コロナに関する様々な疑問に対する自分の解釈

 

コロナは不思議です。今までの感染症と比較して素人が見ても不思議です。それらに対して自分なりの考えを書いて、コロナウンコの補足を試みます。再三言いますが、エビデンス無き何ら無価値なものになっています。

 

① コロナはなぜ若年層に死者がいないのか

 

 コロナでは若い人に死者は出ません。出ませんが言いすぎなら、通常の風邪やインフルに比べてほぼいない。インフルは老人が死ぬのなら子供も死にます。呼吸器系が弱い年齢層はやられますから。でもコロナはそうではない。なぜか?単純に私はコロナが「弱い」からだと思ってます。この場合の弱いというのは人間が持つ免疫系に対して弱いという事です。コロナの免疫に対する攻撃力は弱く、通常の風邪やインフルに比べて弱い。通常の風邪やインフルは人間の免疫を破壊できる強さがあるから、いったん免疫を破壊したら高熱を出させ、単体で風邪の症状を起こします。でもコロナの場合は弱く、免疫系が強い、また一旦免疫系を破壊されても免疫系を復活、立て直す回復力がある若い人間はコロナに感染しても軽症、無症状になるのはこれが理由です。コロナが弱いから免疫が強く回復力もある若年層に死者はいない。強いのなら死者は出てるんです。死者が出ない理由は単純にコロナが弱いからです。それ以外の理由はありません。老齢層に死者が偏るのは免疫が加齢により弱まり、免疫系の回復も遅くなるからです。それに基礎疾患があれば免疫はさらに弱くなります。だからコロナで死ぬんです。

 

②コロナの潜伏期間が長い理由

 

新型コロナウイルスの潜伏期間は1〜14日といわれており、多くの場合、感染から5~6日程度で発症するそうです。今までのコロナに比べて潜伏期間が長いというのが定説になっています。なぜか?私はコロナの潜伏期間が長い理由は他の感染症である風邪やインフルが免疫系を破壊した後にコロナが乗っ取るからではないか?と考えています。

 

STEP1:人間の免疫系をインフル等が破壊する(コロナが勝てるレベルまで)

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STEP2:免疫が破壊されたのでコロナも体内で拡がれる

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STEP3:通常の風邪やインフルよりコロナは増殖力が高いので風邪・インフルの増殖の余地を奪い、見かけ上、風邪・インフルを駆逐する。結果的に高熱など、風邪の諸症状を引き起こし、PCR検査により「新型コロナ」と診断される。このときにはインフル等は駆逐されてるので検査には引っかからない

 

この3段階でコロナは進行してるんじゃないかと考えています。STEP1とSTEP2の免疫を他のウィルスが破壊したのちに増殖する時間があるので、通常の風邪やインフルより潜伏期間が長くなるんです。また今年はインフルが壊滅的に少なかったのも、コロナが見かけ上、駆逐してるからではないかと考えています。若いとSTEP2まで行っても免疫系が復活するのでコロナを駆逐します。だから若年で重症化しても死者が出ない理由がこれになります。老齢になると免疫が一度破壊されると回復が困難なのでコロナに勝てずに重症化の後に死亡する例が出ることになります。

 

③コロナが重症化する理由

 

 コロナが無症状に多くが終わるのは通常の会食程度の被爆量だと免疫が勝つからです。また厚生労働省の抗原検査の数が1%にいってないのも抗体ができるほど、コロナは強くないから免疫系が抗体をつくらないんです。将棋で言えば「歩」で勝てるからです。だからコロナの感染はかなり浸透してると私は考えます。

 

抗体保有調査(第2回)速報結果(厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/000734482.pdf

 

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(この結果みると、現時点で東京は大阪より多く要請者出てないとおかしいんやけど)

 

 ではコロナが弱いのか、「ただの風邪」と思っていいのかというと違うんです。コロナの怖さは増殖力であり、その数なんです。コロナはインフルや今までの風邪とは違い、単体の強さはなくてもその数の暴力で制圧を掛けてくるんです。先に肺が真っ白になると書きましたがそれほどに増殖するのがコロナです。逆に今までのコロナやインフルならそこまで真っ白になるほど肺炎が進行すると死ぬのはでないかと思っています。だからコロナは「弱い」んですが強いんです。数が集まれば。

 コロナが重症化するほど強くなるには十分な数が必要であり、それはウンコカプセルにより大量に凝縮されたコロナの塊を吸引することにより感染初期に大量にコロナウィルスが肺に居ることが必須だと考えます。併せて、既存の風邪やインフルに感染している状況で、というのも付加されると考えます。

 ドラクエなどのRPGで言う所でコロナはスライムです。インフルとかはまあゴーレムとかの中ボスという感じですかね。スライムが一匹や10匹なら怖くはありません。でもそれが数百、数千、数万なら脅威です。今の変異株も強さで言えば変わらないのでしょうが、増殖が既存の武漢型新型コロナより高いから駆逐して、変異株として認識されるようになりました。増殖力が高いという事は感染してから重症化するまでの時間は既存のものより短くなりますし、数が増えればそれだけ免疫系の対応は困難になり、症状は重くなります。よって重症化率も上がりますし、実際上がってます。それがコロナの「毒性」が強くなるという事です。

 

④コロナの波

 

 今のコロナは第四波と言われてますが、小刻みに繰り返しながら波が大きくなるのはコロナウィルスが体内にある人の母数が増えてるからです。コロナに掛かって治っても体内のコロナウィルスが完全に死滅することはないと私は考えています。PCRの検査や症状には全く現れなくてもコロナウィルスは体内に居て共生をしてます。だからウィルスを保有している人の数、母数が増えれば感染する機会は増えますから陽性者は統計として増え続けます。またコロナの波がどんどん大きくなっていくでしょう。いずれ平衡する点を迎えるでしょうけども。

 

⑤中国武漢での発生

 

武漢の華南海鮮卸売市場でコロナは発生したと考えれています。野生動物の売り場があり、ヘビ、ビーバー、ヤマアラシ、ワニの子供などの生体と肉が販売されていたそうです。私はこの市場でコロナが発生した(発見された)とするなら、最初のコロナは今よりもとても弱いものだったと考えています。それが変異を繰り返して武漢型程度に強くなり拡がったのだと考えています。変異を繰り返すには動物と人との間で繰り返し感染を繰り返します。この市場はどうかはわかりませんが、写真で見るにおそらく日本の公設市場のような感じなのかなと思います。今では少なくなりましたが間口が一間程度の狭い店が一杯集まった公設市場がそこここの商店街にはありました。そういう商店にはトイレはありません。トイレはバックヤードで共通でした。この海鮮市場でも共通のトイレで初期のコロナが広まり、変異したウィルスがまたトイレで別の人に感染。店に持ち帰り、動物に感染して変異してまた人に感染してトイレで拡散。これを繰り返して強くなったのかなと考えています。

 

CNN.co.jp : 中国で米外交官に新型コロナの肛門検査の報道、米国務省が抗議

中国・上海(CNN) 中国に駐在する米外交官が新型コロナウイルスの肛門綿棒検査を受けさせられたという米メディアの報道を受け、米国務省は25日、中国外務省に抗議したことを明らかにした。(略)

 中国の感染症専門医はCNNの取材に対し、「一部の感染者では、排泄(はいせつ)物や肛門綿棒検査の方が、上気道での検査よりも陽性結果が出る期間が長いことが示されている。従って、肛門綿棒検査を追加すれば、陽性検出率を向上させることができる」と解説した。

 

 この報道って正しいんやないんかなと思うんですよね。外交官に屈辱を与えるためとあるけど(それもありそうやけど)案外、特定してるんやないかな、中国。自分の考えにより過ぎやけど。外交官は中国の高官と会いますからね。そら検査は万全にしたいやろうなと。

 

⑥世界でのコロナ

 

 中国に思うのはコロナ発生国としてではなく、ロックダウン発祥の国として非難されるべきなのではないかと思うんですよね。あれで世界中がロックダウンが有効、しないといけない対策として認知してしまったのは大きな錯誤だと考えています。イタリアが続いてEUで同様に国全体でロックダウンしての流れになったわけですが。中国のロックダウンって武漢共産党指導部が中央にコロナの事を黙っていてそれで切れたトップがロックダウンさせたんやないかと考えています。妄想ですが。その判断が正しいもの、正当性のあるものという認識を持たすために世界にロックダウンを輸出したんちゃうんかなーと陰謀脳としては思いますよ、ほんまに。文藝春秋塩野七生さんがイタリアのテレビの報道で中国のアドバイザーの医者がイタリア政府にロックダウンを提言したとか書いてたしなー。

 世界でコロナが蔓延した理由は貧困だと思ってます。すなわちスラムで感染症が蔓延して死者がすさまじい数になったのではないと考えています。不衛生でかつ、トイレを共同するのがスラムですから。ホームレスだとなおさらです。NYで大量に感染したのはPCR検査と言われていますが冬のNYで、コロナ疑いの人が行列してPCR検査を受ける。当然トイレにも行きますが、どこでも借りれるわけもなくその病院なり、役所のトイレにそれも一か所に集中するでしょうからそれが蔓延の原因じゃないかな。白人が免疫系が弱い、回復力が低いとかもあるのかもしれないけど。インフルでもかなり死んでたし。

 

4.新型インフルエンザ等対策特別措置法など、政府の対応について思う事

 

 新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下特措法)や改正、政府対応などについて書いてみたいと思います。まあこのブログの趣旨的にはこちらがメインだし、書きたいことはこちらです。本質的に特措法改正は意味がありませんでした。全部意味がなかったとは言わないし、維新の議員さんらも汗をかいたことは承知していますが。なぜ特措法改正について意味がないかと考えているかというと、この特措法自体が手段を間違えていると考えているからです。だからこの法の裁量や運用について改正を加えても無駄だと思ってますし、マンボウヤンボウも意味はないと考えています。

 根本的にこの特措法の問題点は、新型のインフルエンザが発生してそれの対処を法に定めていることです。「法に定めてないとできんやろ」と言われそうですが定めてるからその方法以外の対応が取れないんです。これがこの特措法の最大の問題点です。この特措法は新型インフルエンザ等が発生した場合に集団免疫を獲得することにより、その新型感染症を克服することを目的としています。集団免疫の獲得方法は最終的にはワクチン接種によります。それまで新型感染症に対抗するために知事などに権限を与えたり、緊急事態宣言などで時間を稼ぐ。その新型感染症への対抗準備の為にマスクや防護服を備蓄したり、医療などの計画と遂行を自治体に課したりしています。

 

 元々、コロナに一番関心を引いたのはこの防護服を中国に無償供与するというニュースからでした。なんでこんな備蓄があるの?関連法規は?で調べ始めたのが最初で特措法に当たり、これかと。防護服も「賞味期限」があり、それが間近だったので処分する費用を考えたら無償供与するほうがいいわって感じやったんでしょうけどね。自治体としても処分費用はかからないし、供与してくれたら補充費用は国で持つよとか言われたんやろうけど。どことはいわんけど兵庫県とかね。兵庫県は周辺府県の防護服倉庫として多めに保有してたけど全部出したから逆に他の府県から貰ったりしてましたが。自治体任せだから奈良とか備蓄が。。。話し戻します。

 

 これ、集団免疫を獲得できる感染症ならこれで対応できるんですが、集団免疫を獲得するまでにみんな死んでしまうような猛毒の感染症なら皆死ぬんですよね。対応方法が一つだから、その場合対応できない。あくまで終息することが前提の感染症で法が設計されています。これが問題点なんです。ここで言いたいのはそういった事態に対応できないことも問題なのですが、それも含めて対応方法を選択、立案することが出来ないことなんです。勿論、全国規模、世界規模の感染症発生という今回のような事態に備えるために予め戦略の用意は必要ですし、自治体の準備は必要です。だから自治体に準備を課したり(不足してますが)知事に権限を追加で与えた改正のようなことは必要なんです。でも本来、必要なのは国に感染症対策をフリーハンドで戦略を立てる権限を与えることであり、それよりさらに大事なことはその戦略を明確に国民に公開することが必要なんです。

 特措法は二回改正されていますが、一回目の改正は当時の安倍政権は特措法はコロナには適用できない、だから改正するという事でした。うんなアホな話はなくて、新型インフルエンザ「等」の発生をした時の特措法なんだから今回のコロナに適用しなくていつ使うんだよ、っていうのがこの特措法です。特措法に適用できない点があるなら、法の読み替えでも何でもして対応は可能やったと思いますよ。橋下さんがこの当時言ってた問題点も法の読み替えで対応してたし。私は初期の安倍政権の対応を見ていて特措法を適用しなかった理由は一つで、コロナの危険性を判断できなかったからだと思ってます。要するに特措法で対応できない猛毒のウィルスではないか?集団免疫の獲得ではなく、封じ込めをする以外に対応できないウィルスである可能性を捨てきれなかったからだと考えています。ただ政府の大勢的には集団免疫獲得に振れていたと考えています。厚生労働省も集団免疫と国境封鎖の二つで割れてるように見てたんだけど、最終的に後者が勝ったのはクルーズ船で死者を出したからかなと思ってます。あのクルーズ船でかなり数字はとったと思ってます。閉鎖環境で新型ウィルスの感染を観察できる機会ですからね。非人道的ですが。ホテルに切り替えたのもそのせいなのかな。

 纏めると特措法の改正するのなら明確に政府に新型感染症の発生の宣言とそれへの対応戦略、予想される死者数と予算規模の公開を法により課すこと。そしてその戦略に伴い、政府に与える権限とそれに伴う自治体に与える権限を明確化することです。予め対応する戦略の準備やそれにともなう自治体レベルので現場対応の計画や準備は必要です。そういうのは関連法で定めたらいいんです。あくまで一つの対応手段として準備は必要です。でも本質的に必要なのは危険なウィルスが世界に表れて、それへの対応を明確にすることなんです。

 それに必要なのは数字であり、それはその新感染症によって引き起こされる予想死者数です。これが必要なんです。1万人が死ぬから1000億円。10万人が死ぬから100兆円を使う。被害を想定して予算を立てる。当たり前なんですよね。エビデンスがない、何がない。そういう人もいるけど、「新型」の未知のウィルスなんだからエビデンスなんてない。変異もする。でもそれでも予想しないといけないんです。なぜならそういう数字を出さないと戦略が立てれないからです。そのウィルスの危険性が数字を立てないと判断できないからです。現状のように数字を立てずにやると無限の労力と予算を要求されることになる。それは無茶苦茶だし、そんなことをしていたら社会が壊れる。命と金がどちらが大事だと言われそうですがそうではないんです。今ある命と未来の命とどちらが大事かという事なんです。これは自分の命でもあり他人の命の今と未来をどう守るかという話なんです。我々人類は今、働かないと明日は飢えるし、死ぬ世界に生きています。だから政府に明確に新感染症に対する対応戦略を明確に策定して公開することを課する法律が必要なんです。そしてそれに伴って知事に現場指揮官として活動できるだけの権限と予算を与えるべきなんです。今、吉村さんがしていることで批判も多くありますが、あの人がしているのは大阪方面軍司令官として戦術で戦略を覆そうとしてるんです。だから批判が出るんです。

 これは吉村さんを批判してるんではありません。本来であれば、そういう戦略は国が担当すべきことなんです。国が明確な戦略方向を打ち出さないから、大阪モデルとかを作らないといけないことになる。本来、自治体がすべき仕事は発生した患者を速やかに病院に搬送する「処理」のほうで、発生を抑止したりする仕事ではないんですよ。わかりやすく国の仕事を言えば、このウィルスが危険だと判断すれば、ニュージーランドや台湾のように国ごと封鎖する判断をするのが国の仕事なんです。(この封鎖の良し悪しは論じません)戦略の方向性を明確に打ち出すのが国の仕事であり、コロナ感染発生における基本戦略や情報の集積が国の仕事なんです。なんで大阪でそこまで担う話になるのかと。エビデンスのない、前例のない状況での判断は政治がしなければなりません。それは官僚ではできないんです。だってどっちか判断が付けれないから。エビデンスの無い判断は過去の類似例などから判断できる数字を作ることはできますがその判断の正しさを保証するものではありません。官僚が前例主義、お役所仕事になるのは過去の事例からの判断しないのは保証がないからです。官僚が判断できないことを判断するために政治家がいるんです。そしてその政治家を選ぶのは我々の一票です。政治家の仕事は我々の毎日の暮らしにおける制度を作る事だけではありません。我々の未来、命を左右する判断を託すために選挙はあるんです。私の、そしてあなたの命を預けることが出来るかどうかがその政治家に投票するべきかどうかの判断基準になるんです。政治家の判断一つで、あなたやあなたの家族の命を左右するのが政治家です。だから投票には必ず行ってください。

 個人的に思うのはこのコロナで日本の国会、政府が担うべき責任はとても重いものでした。それは日本国内もそうだし、世界に対してもそうです。中国で発生したウィルスの隣国としていち早く対応策を纏め、はっきりとした対応方向を打ち出せた国が日本であれば、世界の様相はまた違ったものになっていたとはっきり断言しておきます。それは維新の議員もそうだし、日本の全国会議員はこれからの日本と世界の惨状に原罪とその贖罪を背負ったと思って貰いたいと私は考えています。

 

 

 

最後に防護服のカッパの代替えは厚生労働省公認というか厚生労働省が集めろっていう事を言っとるわけでね。松井さんの思い付きやないのよな。どちらかというと、松井さんの呼びかけに「よっしゃ、お医者さんや看護婦さんが困っとるんやな」で30万着以上持ってくる大阪の人間がおかしいねん。 聞いた瞬間、私も何も考えずにカッパ集めに走ったけどもさw

 

 

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2020年4月14日掲載(厚生労働省

サージカルマスク、長袖ガウン、ゴーグル及びフェイスシールド、の例外的取扱いについて[127KB])

https://www.mhlw.go.jp/content/000622132.pdf

雨がっぱ買い取り方針 新型コロナの医療現場で防護服不足―大阪
2020年04月14日18時24分

雨がっぱ買い取り方針 新型コロナの医療現場で防護服不足―大阪:時事ドットコム