粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

山田大先生のおおさか維新の会 ピンポン入党について書いてみる

www.sankei.com

 

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は28日の記者会見で、25日に入党を許可した直後の27日に離党届を提出した山田太郎参院議員=比例代表=について、除籍(除名)処分とすることを明らかにした。馬場氏は松井一郎代表(大阪府知事)と協議した結果だとして、「(松井氏は)裏切り行為と思えるような行動については規則に照らし合わせて処理するようにということだった」と述べた。

 おおさか維新は26日に山田氏を夏の参院選埼玉選挙区の公認候補に決めたばかりだった。しかし、その後山田氏は馬場氏に「いろいろ考えた結果、埼玉から出ることは難しい。埼玉で活動することは不可能だと思う」と離党の意向を表明したという。

 馬場氏は「山田氏は埼玉から出ることを決断し、直筆の立候補願いも出していた。政治家以前に人間として信用できる方ではない」と強調。「月光仮面ではないが、疾風のようにあらわれて疾風のように去っていった。違うのは正義の味方ではなかったということだ」と述べた。 

 

 うん、今回はこの山田太郎ちゃんのピンポン入党について書いてみたいと思います。

  大阪で太郎と言えばズラですが、この人はズラではありません。さて、時系列を簡単に纏めてみたいと思います。

 

 2016年

 2/14 表現の自由党(政治団体)山田太郎、立ち上げ

 4/14 山田太郎、日本を元気にする会に離党解けを提出(離党届受理されず)

 4/20 【第210回】【参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】

 4/25 山田太郎 おおさか維新の会 入党

 4/26 おおさか維新の会入党記者会見

 4/27 正午に馬場幹事長に離党届提出

 4/28 おおさか維新の会 山田太郎を除籍処分 

    同日、日本を元気にする会 山田太郎の離党届を受理 

    【第211回】【参議院議員山田太郎のさんちゃんねる】

 4/29 表現の自由を守る党 党大会

 

 正直、山田太郎っていう人はさっぱり知りません。ドカベンならそれなりに知っていますが。

 まあおおさか維新の会(以下、おおさか)側から見るとクソたわけ、もとい、

 

 馬場氏は「山田氏は埼玉から出ることを決断し、直筆の立候補願いも出していた。政治家以前に人間として信用できる方ではない」

 

 という感じになるんですかね。埼玉の立候補願いも直筆で出して、山田太郎本人はそのことに了承しての入党という事です。で、実際その通りなんだと思っています。だってね、普通の社会人が会社に入るときでも待遇は確認して入りますよ? 山田太郎参議院議員なんですから、選挙はこの夏の話です。本人も引き続き、議員を続ける気持ちはあるんですから、まず第一に選挙の条件を決めているでしょう。もし仮にこれを決めずに入党して、入党してからおおさか側から条件を迫られたとしましょう。だったらその時点で政治家として山田太郎は失格ですよ。政治の「せ」の字の持ち合わせもなかったってことですから。では、山田の言い草について以下、みていきましょう。

 

 離党の話は4/28の第211回の「参議院議員山田太郎のさんちゃんねる」(以下さんちゃんねる)という山田主催のニコニコの生放送中に発表されました。この中で、太郎は離党理由として、

 「今後の埼玉の活動は当選が難しい」

 「全国比例区を要求したが無理だった」

 「埼玉に決めた維新さんは表現の自由に対して理解がない」

 などと意味の分からない供述を繰り返し、ってとこですね。その後に、

 「話し合いをして円満離党。今後も(おおさかとは)円満に付き合っていきたい」

 まあ除籍ですけども!

 どこまで舐め腐っとるねん、このタコは。

 

 で、この「さんちゃんねる」というネット番組の前の第210回もみてみました。この時には、山田は日本を元気にする会に離党解けを提出していたので自称フリーです。この中でどこの党に入ろうかな?みたいな話がありました。それの文字起こしをされているサイトがあったので引用させていただきます。

【文字起こし】山田太郎議員、元気会への離党届とおおさか維新へのアプローチについて語る : 二次元規制問題の備忘録

 


山田太郎議員
「さてですね、残りの時間をですね、たぶん触れざるを得ないと言うかですね、(ニコ生のコメントで)声も途中でありましたけれども、『山田さん、今後党はどうするんだ?』と。『選挙の体制どうするんだ?』ということは、ちゃんと触れておく必要があると思いますので、残りの時間を使って少しやっておきたい――」

坂井秘書
「15分間」

山田議員
「はい。というふうに思っています。で、一部報道でも出ていましたが、ひとつはまずですね、『日本を元気にする会』に対しては退会届を出してます。まあ、離党届って言ったほうがいいのかな? 離党届を出していまして。えーと、今、『おおさか維新(の会)』に対してアプローチをしているって事は事実なんですが、まだ最終的におおさか維新側がどうするかっていうことは、決めてるのかちょっと私の方に打診がないので、分からないんですけれども、まあそういう状況であるということは事実で、ちゃんとこれは報道にも出てる話ですから、包み隠さず皆さんに対してはですね、お伝えしといたほうが良いかなというふうに思っています。

まず、なんでですね、『日本を元気にする会』を辞めざるをえないのかというあたりについては、きちっと整理して説明しておく必要があると思うんですが。まあ、実はいろいろ考えたんですね。去年の末というか、去年1年を通じて、『日本を元気にする会』を拡大してですね、そこで選挙に臨むというのがやっぱり本筋ではあるんですが。ただ、全国比例で、私のような形で、今後(議員を)続けてこうと思うとですね、ご存知の通り『日本を元気にする会』そのものは、政党要件を、議員が4人なので満たしてません。なので、実はもう、そもそも(選挙に)立てないんですね」

坂井秘書
「立候補ができない」

山田議員
「で、『日本を元気にする会』をそのまま所属して続けるということは、何を言わんとしてるかというと、『もう政治家辞めます』と、『今期で辞めます』ということを言ってるのと同じになります。で、私としては、この番組でもずっと続けて言ってきたんですが、『表現の自由を守るということは、ここが一番大事だ』と。来るべき青健法(=青少年健全育成基本法)との戦いもあるということなので、やはり(議員)バッジを付けながらですね、戦っていく必要があるだろうということで。そうなるとですね、このまま『日本を元気にする会』にいるということは、それもやめるということになりますので。そういう意味で、立場としては、選挙の制度を加味した上で、どこかの政党に所属しないとならんということは、選択肢だったわけです。

そういう意味で、まずはこのままもう人数を増やすことができない『日本を元気にする会』は離党して、その他の選択肢ってことを探らなければいけないと、まあこういうことなんですよね。

 

 

(この時点でクソすぎるんですけどね、山田は。理念もくそもねぇ。続きます。)

 

これは前の番組でも少しだけアンケートとかを取ったんですが。やはり、とは言うものの『どこ行ってもいい』では、単に生き残り、別に政治家をただ続けるということになっちゃいますし、元々私は民間出身で、やりたいことがあったんでここ飛び込んでますから、やりたいことも無いんだったら、ダラダラ政治家やるつもり全くないんですけども。

選択肢としてはですね、自民、公明、民進、共産、おおさか、っていう、だいたいこれぐらいしかないわけで」

坂井秘書
「これくらいしか、たぶん比例では票が取れない」

山田議員
「と言うか、(他の政党だと)比例でもう立てないので、事実としては。ということで、自民、公明、民進、共産、おおさか、と組むということが基本的には選択肢ということになるわけなんですよね。

それで、見てもらいたいんですが、大事なのは政策の一致っていうことでありまして、表現の自由を守るという観点で、『どこの政党ならば、その表現の自由を守るということが一緒にやれるのか』、それでバツマルを付けています。

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で、これ、読み方がちょっと難しいんですけど、自民党っていうのはウイングが広くてですね、めちゃくちゃバツからマルまで。めちゃくちゃマルがいないんですけど、自民党は。理解をする議員もいますが、一番規制をしたいという人達も多いというところは事実でありまして。

よく与党の中から変えていけばいいというふうに言われますが、やっぱり新人の一年生議員のやれることが党議拘束の中でどういう状態なのかっていうことについては、やっぱり自民党の難しさっていうのは、まああるんだろうなと。

で、それからまあ、公明はもうほぼ、『表現』に関してはバツです。

で、民進はですね、確かに、これまで民主党表現の自由を守ってきた議員が何人かいます。で、私も仲良い議員もいますし、実際には共闘してた部分もありますが、バツの人も多いです、ここは。何人か筋金入りのバツもいますし。

で、もうひとつですね、ただ民進の場合にはもうひとつ選びにくいのは、政策のその他の一致ですね、が中々図れないと。私も実は表現の自由だけやってるわけじゃないですから、それ以外の部分においても、サンカクからバツの部分もあるということで、やっぱりすごく組みにくい相手なんですね。

で、それから共産なんですけれども、『表現』という意味では、実はもっともリベラルなんです。ただし、その他の政策が全く合いませんので、表現の自由だけで共産に――、まあもちろん受け入れてくれませんけれども、たぶん共産側が。

で、おおさか(維新の会)なんですが、おおさか(維新の会)の状況はどうかというと、バツと、まあニジュウマル。これはあの、民進もそうなんですけど、ニジュウマルっていうのは逆に言うと、表現の自由を積極的にやってる議員がいるということなんですね。

 

(なんや、おおさかに選んだのは消去法かい。続きます)

 

「で、実は丸山ほだか衆議院議員がいますが、前回、予算委員会の方でも、やられたということが、記事になってたんで、見た人もいると思いますが」

「彼なんかはですね、軽減税率(が有害図書規制に繋がる可能性があった問題)の時に、有害図書指定に関しては基本的に反対ということ。それから前回のTPPの特別委員会でも、安倍総理の方からですね、いわゆる質疑を取ったということで。元々オタク出身でもあるという、『自分はユーザーですよ』という形で触れていましたが、実は一緒にやっていきましょうということをやってます、今だから言えますけれども、ということもありまして。

で、その他のおおさか(維新の会)の議員の中でも、実際に表現系のことをしっかりやってこうという議員もいます。ということで、組める相手が中に居ると。

 

 

 上は、おおさかの丸山穂高議員のツイートです。日本元気の会に山田が離党届を出した前後で、アポなしで丸山議員に擦り寄ってきたわけですか。気持ちわりー。

 以下続くわけですが、どうでもいいです。この糞が橋下さんを語ってたりするので胸糞悪いだけですし。要するに、日本元気の会が政党要件(国会議員が五人以上いる政党)を満たさなくなったので、参議院議員選挙比例区で出れなくなった。小選挙区では100%勝てないので、比例が欲しい。っていうだけの人です。早い話が寄生虫ですね。このサナダ虫の参議院議員選挙の結果は、全国でも三万票っぽっち。東京だけみても、ドクター中松に負ける程度の候補です。なんでこんなん、入れようと思ったのよ、執行部は。

 

 で、この太郎ちゃんが今回離党した最大の理由もこの210回目の生放送の中にありました。

youtu.be(4:13~)

秋葉原に新しい事務所を構えるそうです

 

 はい。これが理由ですよ。4月20日の生放送内で言ってましたから。因みに選挙事務所でもあるそうです。

 なるほど、新しい事務所兼選挙事務所を秋葉原に構える。

 選挙事務所が東京にあったら、埼玉の小選挙区で戦うことはできませんよね。

(゚Д゚)ハァ?

 おい、太郎ちゃん。お前な、「埼玉から出ることを決断し、直筆の立候補願いも出していた。」んだよな? 入党の5日前には埼玉で出ることは知らなかったわけではなかろう? 

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 丸山議員が書いてくれてますわ。結局、お前、身内には埼玉出馬のことを黙ってて、しかし秋葉原の選挙事務所の話を進む。でもおおさかには小選挙区の埼玉で出馬の話が進んで、どうにも引っ込みがつかないまま入党しただけちゃうんか? あの番組は太郎とその秘書と何かしらん三人で放送してるんですが、私が秘書で埼玉の話を知ってたのならあんなニコニコしながら秋葉原の選挙事務所の話できんわ。少なくとも選挙事務所の話を番組ですることは止める。結局、身内から「何で埼玉やねん」って突き上げられて、「じゃあ、ボク、入党辞める」っていうのが真相ちゃうん? なんや、比例にしてくれるように丸山議員にもお願いに行ってたそうやん。入党までの間に何とか比例にしてもらえれば言い訳が付くとでも思ってたんちゃうん?この人って、子供かなんかか?

 

 まあこんだけ、書いてさすがに嫌になってきたんでもうやめますけど、今回の件は双方にとって最善の結果になったと思いますよ。要らんわ、こんなクズ。

 

 ところでこの人、表現の自由党とか作っておられるんですよね。まあ政治団体で名前に党を付けてるみたいだけですが。4月29日の表現の自由を守る党で、党大会をされるそうです。オタイベントのついでみたいですけど。で、放送中にサポーターが二万を超えたとか言ってて「へー、そりゃすごいな」とか思ったんですよ。旧維新の党は党員が3万超えてたので、それを超えたいとか寝ぼけたこと、もとい仰ってました。興味が出たのでそのページを見てみました。

サポーター募集|表現の自由を守る党

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なんや、これ。ハンドルネームとメアドだけでいいとかw 党費・会費もあるわけでもなく。こんなもん、毎月の会費100円徴収しますって言ったら200人も残らんよ。1000円って言ったら二人ぐらいじゃないか?w メーリングリストの登録じゃねーんだからw メアドさえあれば重複登録も可能じゃん。

 こんな、年齢制限も何もない、重複もあるかもしれないサポータの数を番組の中で、選挙の強さとして誇示している山田大先生は凄いですなぁw いやさすが参議院議員。大したもんですわ。

 

 ホンマになんでこんなん入れようと思ったんや、執行部・・・。

 もう立候補予定者の条件を私が作ります。

 

Vシネに出演してても違和感がないこと

 

これをおおさかの立候補者の条件にしてください。こんな童貞臭いの要りません。

 

以上でこの稿を終わります。