今回は2016年、夏の参議院選の各党のHPの評価とマニフェストの感想を書いてみたいと思います。第五回目で民進党になります。
➄ 共産党
まあこんな感じで四つに分かれています。なんというか、かわいい感じでやってますね。いいのかどうかわかりませんが。
左下と右下はまあどうでもいいです。左上のは争点やら安倍打倒やらそんな感じですね。憲法違反の安保法制を共産党が廃止したいのなら、維新案の憲法裁判所に賛成して、そこで違憲かどうかを問えばいいのにね。まあそれは「9条の呼び水」になるらしいのでしないんでしょうけどw
おおさか維新の会/「教育無償化」かつては「反対」/9条改憲の呼び水
ではマニフェストを見てみます。といきたいとこなんですけど、正直みるものが。前半と後半は安倍政権の悪口って感じだし、政策と言えるレベルのものがないんですよね。一言でいえば大企業から金をとって、ばら撒けってだけだし。それができるなら苦労はないがな、っていうとこですね。
共産党さんの試算通り出るならいいけど、出るんかいな? また出た後に日本の経済ってどうなってるん?っていうとこは疑問です。
共産さんは公約の中で成長やらなんやら書いてますけど、私は基本的に成長を謳う公約は信用できないんですよね。これからは縮小します、全てが。その中で規律をもって如何に縮小していくかが、政治課題だと考えています。だからこそ、構造改革なんですよね。本格的に貧乏になる前に金を使う癖を直すんです。結局、失われた20年というのは「成長しなければならない」を目標にしたから不景気になったわけで、緩やかに縮小することを目標にすれば、あれほどひどいことにはならなかったのではないかと思います。
まとめとしては、って何も共産党のことを書いてないのに纏めかいって感じだけど、本当に書くことがないんですよね。言うだけは楽だよね、ってとこですわ。先にあげた表もね、富裕にはたいして効果がなく、年金や健保の引き上げだけは着実に実行されるっていうだけの話ですよ。大体ね、革新系とか言われるそっち形の市長・知事の政治でうまく言った例ってそもそもあるんかいな?って所から疑問ですわ。
特設サイトの投票方法のとこなんですが、比例候補で政党名を書いてと書いてるのは共産党だけじゃないのかなぁ。基本的に比例は比例候補者の名前、ないし政党名を書くのですけど共産党は党名のみを推してるんですよね。不思議な政党。
前回の参議院選の結果です。
比例候補者名を書かれた票 / その党の比例総得票数[%]
公明党が一番高いですね。これは公明党の比例票が候補の個人名を書いて投票した率が高いという事です。次は意外と民主党。組織票が多いってことですね。他は大体20%で、みんなの党と維新が20%を切ってるって感じですね。無党派層を多く取り込んでる、政党への信任で投票する人が多い政党という事でしょうか。
そして、共産党
9.8%
低いですね。共産党の比例票入れた人で政治家名を書いた人は10人に一人。この数字からわかることは、共産ってやっぱり浮動票が多いんですよ。だから候補個人ではなく、政党への信任投票の色合いが一段と濃い政党なんでしょう。もしくは、全体主義・・・ゲフンゲフン。まあなんで政党名だけを書けとHPに書いてるのかよくわかりませんね~。制度上はそうなってないのに。まあそれも共産党という所でしょうか。
以上でこの稿を終わります。