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粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

日本維新の会:目指せ法案100本提出 その31 原発再稼働責任法案⑤ (特定放射性廃棄物の最終処分に関する 法律の改正)

維新100本法案

o-ishin.jp

 日本維新の会が秋の臨時国会で100本の法案を提出します。これらの疑問に思った事やこれはいい、と思う点を書いていきます。基本的に維新の資料を見ただけで書くので、勘違いもあろうかと思います。その点、ご指摘頂ければ幸いです。 

 

第31回目は原発再稼働責任法案⑤(特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律の改正)です。

 1 特定放射性廃棄物の最終処分施設建設地の選定に向けた手続が進んでいない中、原子力発電所の稼働が進められようとしている。
2 「原子力発電所があることによる電気の安定供給」という恩恵を受けている地域が、特定放射性廃棄物の最終処分について、責任をもって関与することが必要である。

 

維新の改正案での背景は、上のものです。維新の改正案では、放射性廃棄物の最終処分施設は最終処分施設設置区域ごとに設置することとしています。平たく言うと、その原発で恩恵を受ける地域の範囲内に再処分施設を設定しろってことですね。原発ごとに最終処分市政をはっきり設置しろってことです。

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 最終処分施設の設置には選定協議会を設置し、そこで最終処分の選定を進める。その選定自体が進めれない状況では原発の稼働は不可、ということですね。

 

 私個人としては悪くはないんだけど、良くもないなぁというところです。こんなの再稼働をしようと思っても全く纏まる訳がないからです。何十年単位の政治課題なのに。そこで諦めたら政治の意味がないから、維新のこの方向性はいいんです。ただ最後の原発稼働不可だけが余計なんです。これは単純に年数を決めて政府の義務とする事でいいと思うんですよね。結局、これがネックになって原発再稼働は永遠にできません。そんなのは政治ではないでしょうに。

 

 私はこの維新の5つの法案を通して想うのは、原発再稼働責任法案ではなく、原発不稼働法案だと思っています。実質的に再稼働が出来ないようにするための法案ですもの。それならそれでいいんだけど、それなら原発廃止法案を出せばいいのにと捉えています。実質的に再稼働が不可能になる法案ばかりだもの。維新の理念にもそれはそぐわないです。維新の理念は機会の平等です。再稼働に関しては、原発事業者が再稼働を出来る形の法案であるべきです。必要なものであれば、障壁を高くすることは構いません。でも越えられない壁を作って実質的に再稼働をできなくするのはまた違います。これは機会の不平等です。正しく、再稼働が出来る法案を作るべきです。それと原発の廃止云々は別問題です。そこを今は一緒にしてるから話がややこしいんです。廃止をしたいのなら廃止をする方向性の法案で、維新は勝負をするべきです。一言で纏めれば、再稼働の要件にはこの5つの維新の案はなってないと私は考えます。

 

 今後の日本が原発で取れる態度は3つです。福島以前のように原発を維持し続けるか。もしくは将来的に廃止はするが、原発は再稼働させ軟着陸するか。それとも多大な痛みを伴っても、即時廃止するか。この3つしかない。そしてどの道も痛みを伴います。政治家はそれぞれの道を行くなら、日本はどうなるかをはっきり示すべきです。この維新の5つの法案にはそれはない。再稼働のメリット・デメリットを法案ではっきり示すべきです。それが維新のやるべきことだと私は考えます。

 

  逆にいうと維新もここまで腰が引けている(失礼)原発再稼働の問題は、本当に国民投票でどうするかを決定したほうがいいと思います。だって、政治家が決めれないんだもの。これは維新も含めた政治家を揶揄してるのではありません。問題が複雑すぎて、判断がつけようがないですもの。だから国民投票で、「原発、是か非か」ではっきり国民の意思として原発をどうするのかを決めるべきだと考えます。

 

維新からこの国民投票を国会に提出してくれないかなぁ。