今回は第28回参議院選挙に、おおさか維新の会から出馬している方々の選挙公報の一覧をまず見たいと思います。と、言いたいところなのですが、各都道府県で未だに準備中のとこが多いんですよね。HPで選挙公報を公開していない。おおさか維新の会の立候補者がいる都道府県が10都府県。うち4県が選挙公報は準備中。もう選挙の公示から五日経つのに準備中ってどういう事なんだろう?今は期日前投票も多いし、今回の参議院選でも前回より期日前の出足は大幅に伸びてるのになぁ。何で時間がこれだけかかるんだろう? 各都道府県の選挙管理委員会は仕事してくれよ。まあいいやw とりあえず、公開されているものだけ載せていきます。北の方から順に行きます。
埼玉県から出馬の沢田良さん。
(埼玉県選管)
東京都から田中康夫さん
(東京都選管)
神奈川県から、にわ大さん
(神奈川県選管)
愛知県から奥田香代さん
(愛知県選管)
大阪府から浅田均さん、高木佳保里さん
(大阪府選管)
兵庫県から片山大介さん
(兵庫県選管)
(比例公報)
茨木県、むとうゆう子さん
準備中
http://www.pref.ibaraki.jp/somu/shichoson/senkyo/senkan/2016sangi/koho_seito_jyoho.html
奈良県、吉野忠男さん
選挙公報(準備中)
http://www.pref.nara.jp/32420.htm
広島県、はいおか香奈さん
選挙公報準備中
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/sennkyokannriiinkai/24sangi-kouhoshatoujouhou.html
福岡県、森上晋平さん
選挙公報準備中
http://www.fukuoka40-senkan.com/710senkyo/kouhosha/
以上の四名の方々も出馬されているのですが、それぞれの選管が未だに選挙公報は準備中。むう。という訳で全国の選管の選挙公報の状況を調べてみましたw
ついでに各都道府県選管の参議院議員選挙特設ページを見てみたんですけど、ヤッパ、女性を使うのが多いなぁ。AKB系列は多いですね。まあええけど。個人的には兵庫、秋田、宮城の順で特設ページはいいかなと思います。青森は変具合で飛びぬけてるけどw 高知・福岡はキンキラですな。おまけに判り難い構成だし。山口を中心に福岡・広島・高知・愛媛はアイドル使ってますね。何か県民性でもあるんだろうかw
参議院選挙の公示日から五日経った現時点で、選挙公報をネットに公開していない道府県は以下になります。
北海道東北 4/7(左公開して都道府県数、右ブロック都道府県総数)
北海道、岩手県、宮城県、茨城県、
関東甲信越静 4/11
栃木県、群馬県、山梨県、静岡県、
東海北陸 3/6
石川県、福井県、岐阜県、
近畿 3/6
滋賀県、京都府、奈良県、
中国 4/5
鳥取県、島根県、広島県、山口県
四国 3/4
愛媛県、徳島、高知
九州・沖縄 4/8
福岡県、佐賀県、長崎県、宮崎県
(※ 7/10追記 投票日当日にはさすがに100%、公報を公開していました)
合計で25道府県になりますね。47都道府県での割合は53.2%。公示から五日経っても半数が選挙公報をHPで掲示してないと。何とも言えませんね。法律で制定しろまでは言わないけど、総務省はなんか言った方がいいですよ。これだけ期日前投票が増えてるんだから。公開していな道府県は凝った選挙の特設ページを作る前にやるべきことがあるんじゃないかと思います。四国、中国は特にひどいですね。こういうのって結局、隣の県を見て動向を決めるんですよ、自治体って。隣がしてないからいいだろうみたいなのはあります。
青がHPに選挙公報を公開してる都府県、赤は未だに公開してない道府県。
マダラにはならないんですよね。固まる。隣の様子を見る。それが慣習になる。これって単なる偶然では無くて、政策とかでもそうなんですよ。隣の県と比べる、他の政令市と比べる。それらの中で自分の都道府県、市町村はこうだからいいんじゃないかっていう発想なんです。平均を出して自分のとこが平均ならいい、平均より下なら財政状況が悪いからで言い訳。トップと比べないんですよ。トップはこれができるんだから、うちもしようとはならないんです。これは条例でも同じで、必須で備えないといけない条例(法定のものなど)って地域ごとに同じ文言の条例になる傾向があります。隣を真似してコピペしてくるわけです。伝播すると言ってもいいかな。そういう感じです。それも地域ブロックごとに(東北、関東・・・)。そのブロックで一番最初に制定したところの真似をするんでしょうね。
選挙公報のような単純に公開するかどうかの話なんて、日本全国どこでも同じ速度できる話なんですよね。でもしない。なぜなら隣の県がしないから。関東圏でも東京の周囲は公開するけど、その周りはしない。日本的というか横並びというか。
しかし、この青赤の分布ってそのまま道州制の区割りにできそうな感じですね。
北海道、東北太平洋岸青森~茨木、秋田山形新潟富山、関東東京周辺5都県、長野群馬栃木、石川福井岐阜、静岡愛知三重、京都滋賀奈良、大阪兵庫和歌山香川岡山、徳島愛媛高知、中国地方(岡山抜き)、福岡佐賀長崎、大分熊本宮崎鹿児島沖縄。
全国13ブロック。まあ適当なもんですけどw
それぞれの選管の特設ページリンク(画像クリックで飛びます)。特設ページの無い都道府県もあります。その場合は、その都道府県選管の参議院議員選挙のページにリンクをしています。
デンツウかなw 唯一、キャラ物を使っている北海道。
何が君をそこまで掻き立てるのか・・・。
君らはそのまま頑張ってクレ、青森
デザインなかなか良し
すっきりしていて、いいですね。
「選挙権年齢の引き下げ」の横に「20歳になったら投票できる?」
凄いな茨城w
栃木県 選挙公報準備中?
埼玉県 選挙公報有り
千葉県 選挙公報有り
東京都 選挙公報有り
神奈川県 選挙公報有り
結構、お金かけてますな。
長野県 選挙公報有り
静岡県 選挙公報準備中
石川県 選挙準備中
第24回参議院議員通常選挙【6月22日(水)公示、7月10日(日)執行】 | 福井県ホームページ
一番ひどい特設ページかも。情報ごちゃまぜ。
愛知県 選挙公報有り
大阪はシンプルやなぁ。
兵庫県が一番整理されたサイトかもしれません。
島根県:参議院議員通常選挙 候補者・名簿届出政党等情報(トップ / 県政・統計 / 各種委員会 / 選挙管理委員会 / 島根の選挙 / 参議院議員通常選挙 候補者・名簿届出政党等情報)
平成28年7月10日執行 第24回参議院議員通常選挙 - 岡山県ホームページ(選挙管理委員会事務局)
※いきなり音が出るので注意。徳島と高知は選挙区が合区して一つになったけど、異様に高知だけ力が入ってるなw 競艇の広告みたいやな、しかし。
福岡県 選挙公報準備中
第24回参議院議員通常選挙 候補者・名簿届出政党等情報 / 熊本県
大分っぽい感じ。
宮崎県 選挙公報準備中
鹿児島 選挙公報有り
沖縄の県HPはカラフル
北海道参議院議員選挙TVCM
東京都
以上でこの稿を終わります。
<参考資料>
総務省|総務省|第24回 参議院議員通常選挙 候補者・名簿届出政党等情報