今回は2016年、夏の参議院選の各党のHPの評価とマニフェストの感想を書いてみたいと思います。第三回目で公明党になります。
③ 公明党
まずHPの方からですが見やすいですね。
重点政策として5つを上げ、それぞれに対して解説のページを作っています。平和あんぜ法制では公明の見解と同時に論客にそれぞれ語らせて、なかなか熱が入っています。
一番力が入っているのは、消費税ですかね。軽減税率大好きだなぁ。
まあ色々やられてますね。公明さん、お米が好きね。まあ私も好きだけどw 色々やっておられて、それぞれ面白くはあるんですが、「VoiceAction」は面白いですね。都構想の時に維新もこんなのやってましたけど。ツイッターみたいな感じなのかなぁ。有権者からの声を載せてる感じですね。運営がチェックしてから上がる感じみたいですけど。まあ当たり前か。
ではマニフェストを見ていきます。
公明党は大きく分けて6つの政策を重点政策として提示をしています。
1.契機に力強さを。実感を「地方」「中小企業」「会計」へ
2.若者・女性が活躍できる希望社会へ
3.安心できる社会保障実現へ
5.安定した平和と繁栄の対外関係
6.政治改革と行財政改革
タイトルは上のようになっています。それぞれ項目に分かれており、1が9項目、2が10項目、3が16項目、4が6項目、5が8項目、6が3項目。 一番力が入ってるのが3の社会保障実現ですね。6の改革項目が3つしかないのがなんとも。
まあ3つしかないんですけど、政治資金で会計責任者が違法行為をしたら問答無用で政治家が失職というのは面白いですね。まあ「相当の注意」の解釈がどうなるかですけど。
内容としては自民党の焼き直し的な部分も多いですが、自民党と違うのははっきりこれをやると具体的に書いてる点ですね。そういった点では好意的に思えます。内容としてはバラマキ的なものが多いのでちょっと考える点ではありますけども。
まとめとしては、ってもうちょい書きたいんですけど、正直、引っ掛かる部分、魅力的な部分が乏しいんですよね。うんうん、それで?って感じで。可もない不可もなしって感じです。良く纏まってるとは思うんですけども・・・。まあ一言でいえば戦略がない。個別具体事件に対しての対症療法としての政策の提示という印象を受けています。現状、こういう問題があり、それに対してはこうという感じなんですね。要するに明確に反対が出るようなことはしない。そういう姿勢ですね。その問題が発生する根源的なものを解消するという意思は感じられませんし、そういう視点もないです。それが悪いとも思わないんですが、何というか政党としての思想が感じられないのが私にとっては魅力を感じない原因なのかもしれません。
以上でこの稿を終わります。