粉屋の大阪to考想

大阪都構想否決を受けて、その辺をだらだらと書いてみます。大阪の政治状況も併せて書いていきたいですね。Twitter: KONAYA @PAN_KOYA

維新の議員に物申す

※9月11日修正:この記事での後半部の堺維新議員の記事以外の大阪会議に関連する記事には私の事実誤認があり、現時点で意見は真逆のものになっています。その記事はこちら。

前回までの維新横山議員と自民原田議員の主張の違いに対する私の事実誤認訂正について書きます。 - 粉屋の大阪to考想

以下の記事部分は事実誤認をしていますが、そのまま残します。理由として、そういう理解にならざるを得ない部分があったのと、私が事実誤認をした理由を残しておくべきと思ったためです。

 

 

今回、大阪会議に関連した私の発言で誤りがあったので訂正をします。

 

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まず上記の私のTwitter上での発言は撤回します。

pankoya.hatenablog.com

 

今回、上の記事について追加で書きます。一度お読み頂きたくお願いします。

 私の上の記事を要約すると、大阪府議会で大阪会議改正案がの再議権行使後に否決されたのちに、維新の横山議員のブログが出ました。そこでは、大阪府議会と堺市議会で提出された大阪会議改正案の条文が違うものがそれぞれ提出されているという指摘がありました。それに対して、自民の原田議員から適切に処理されたもので、府議会否決後に改正案を修正したものを再提出したのだという反論がありました。意見・認識の食い違いがあり、どちらが正しいのか?ということを纏めたものです。疑問の要点としては

 堺市議会に現在、提案されている大阪会条例の改正案はいつ出されたものなのか?

整理するとこの一点だけになります。府議会否決後に堺市議会に改正案の修正案が出されたのか?ということです。

 これですが、原田議員の意見が正しいというのが私の今の考えです。事実の整理をします。大阪会議改正条例案は府議会と堺市議会に8月26日に同内容で提出。9月2日の府議会否決後に堺市議会では議会運営委員会が開かれています。ここで、改正案の修正案が再提出されたということです。9月3日に堺市議会では定例会が開かれ、自民の高木議員から大阪会議改正条例案の提案趣旨説明がありました。この中で、再議に付され、廃案となったので再議理由の意をくみ取り改めて訂正したもの、という説明をしています。よって議会運営員会で条例改正案の修正案が出されたものと考えられます。

 以上のことから、私は今回の一件は自民の原田議員の説明が正しいと判断します。よって維新の横山議員はブログにある該当部分の修正および訂正が必要と考えます。

(その3)臨時議会の顛末 自民党府連のいう「政治」と府民意識との乖離について|大阪維新の会 大阪府議会議員 横山ひでゆきオフィシャルブログ Powered by Ameba

 また横山議員は翌、9月4日に以下のブログを掲載しています。

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【その2】 小手先の大阪会議規約修正と本来の調整会議の趣旨を考える|大阪維新の会 大阪府議会議員 横山ひでゆきオフィシャルブログ Powered by Ameba

 

「これがたまたま大阪府議会臨時会と堺市議会の上程日と重なったため、混乱をきたしたのでしょう。」

 上の横山議員のブログからですが、これの主語はなんでしょう?「誰が」混乱をきたしたのでしょうか? ブログを読んだ人間?自民大阪府議団?それとも大阪府堺市に提出されている条文が違うと横山議員に伝えた維新の誰か?それとも維新の議員でしょうか?

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 維新の議員も二人ほど今回のブログに関連した発言をしています。横山議員のブログ内容に関しては事実誤認と認め、訂正を行うべきだと考えます。訂正をしないと、今後、「維新の議員はデマを流す」ということの凡例になります。維新を支持する人間として、ぐうの音も出なくなるので訂正をお願いいたします。今回、自治体間の調整ができてなかったのは維新じゃないの?というのが私の結論です。

 

 以上ここまで事実誤認がありました。以下に訂正はありません。

 

 次に堺市議会での維新議員についてモノ申したいと思います。

ameblo.jp

 9月3日の堺市議会にて、維新が提出した「堺市職員の政治的行為の制限に関する条例」についての質疑が行われました。上の記事はその時の維新の議員の答弁がひどいという内容です。

堺市議会 インターネット中継 〔本会議〕

ここの 平成27年-第3回定例会-第4日9月3日

録画配信

平成27年 第3回定例会(9月 3日) 

議員提出議案第25号
○提案理由説明【札場議員】
○質疑【西議員】【城議員】【長谷川議員】
○委員会付託

 

この動画をご覧ください。4:30~から質疑が始まります。が、これがひどい。ブログに書いてあることがあまりにひどい内容なので動画を確認したのですが、よりひどかったです。質問としてはソレイユ堺の西議員からの質疑から始まるのですが、答弁したのは維新の井関議員でした。(途中から池田議員も加わります)しかし、本当に維新の議員は準備不足でした。

 私はこの条例は可決されるべきだと思ってますし、この条例自体、堺で提出されるのは2回目です。これに反対したのはソレイユ堺(民主)、共産党でした。自民・公明・維新の賛成で条例は一旦可決、しかし竹山堺市長が再議をかけた議案になります。まあ可決されると困る人たちが反対したんだなという感じです。その後、ずっと継続審議で統一地方選挙で廃案になっています。また、この条例は大阪市大阪府で同様の条例が成立しています。

 私は民主も共産も嫌いだし、今回の西議員の質問もやからのようやな質問もありました。でも真っ当な質問も多々ありました。それらに対する回答して、維新の議員のそれは非常に不十分な内容でした。まず、大阪市及び大阪府での同条例の質疑過程の把握ができていない。結果答えれない。特に大阪市のものは全く調べていなかったんじゃないでしょうか?また一番ひどいと思ったのが通告の質問もロクに調べていない。通告された質問で過去の質疑の趣旨を尋ねられてるのに前後の議事録どころか該当部分も読んでいない。こんなんで質疑をどうやるつもりだったのか?

 今回の件は、大阪市大阪府で可決されているのである意味楽ですし、またしんどい部分もあります。楽な点は大体の質疑は終わっていること。しんどい部分はさらにその質疑の隙間を突いてこられることで答申が難しいものになること。だから準備は完璧にしておかないといけないんですよ。普通、最低限、大阪府大阪市、及び堺市の議会での審議内容の議事録はすべて目を通してるのが当たり前だと思うんです。その上で、疑問点は全て潰し、想定問答集も作っておく。議員であり、提案者なんだから当然でしょう。

 ありえない。この定例会の質疑はあり得ない。本当にそう思いました。

 本当に最悪だったのは、長谷川議員の質疑の時です。この人は堺の有名議員で一人会派の変わり者です。私は嫌いなんですけどね、この人。でもこの人の質疑の時、井関議員はあり得ないことをします。

(1:46:05~)

ここで質問を聞いてないんですよね、井関議員。長谷川議員から聞いとけとヤジられて。で、不貞腐れてその後ずっと答えないと。私はあれはヤジられて当然だと思います。その後は維新の池田議員がずっと答えることになるんですが何とも言えません。たぶん、横の人と打ち合わせをしてて質問を聞けなかったんだと思いますが、質問を聞き直すのも一回目二回目ならまだしもなんですが。正直、いただけたものではなかったです。

 今後を期待したいとこですけども・・・。